心理学

そこに「好き」があるから傷つくのです

「好き」と「嫌い」を認識して 自分の世界を美しくする

まとめ

「好き」って言う気持ちは、辛いことを思わせたりすることもあります。嫉妬とか執着とかです。でも「好き」の気持ちをしっかり明確にしておかないと、ぼんやりした人生になったりします。そして「嫌い」なことは「嫌いだ!」っていうのも大事です。世の中から陰陽がなくならないのと同じように、嫌いがあるから、好きが輝くことがあります。自分の人生をどんな世界にするのかがコントラストで輝くようになると思います、という話をしています。

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本日は、胸がズキズキするような、なんだかつらいわって思うところに、
あなたの「好き」があるからですよ、
というお話をお届けしたいと思います。

 

基本私たちは、
どうでもいいものを失っても、何にも感じないんですけど、
大切なものを失うと、めちゃくちゃ心が傷つきます。

大切なものが手に入らないと思うと、悲しくなります。
大切なものを無くしそうになると、落ち着けなくなります。

これは、好きだったり、大切だったりするから傷つくんですよね。
本当になんでもないものであれば、なんとも思わないんです。

 

そして、これは、大好きなものを知っておく信号だったりします。

以前、嫉妬と執着の配信でも、同じようなお話しさせていただきましたが、
「好き」じゃないと、嫉妬しないですし、
「好き」じゃないと、執着しないです。
嫉妬はわかりやすいですよね、

大好きなのに、自分には手に入らない、自分のものにならない、
自分の大好きなもの、大切なものなのに、他の人が手に入れてる。

自分は手にできてない。っていう、怒りです。
好きじゃないと、嫉妬しないです。

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そして執着は、手放したくない!っていう恐れなんです。

手放してしまったら、もう手に入らないかもしれない。
もう、こんなに良い条件のものは手に入らないかもしれない。

このままがいい!っていう、現状を維持、
怖いことが起こるかもしれないんだったら、あたらしい世界はいらない!っていう、

間違った選択です。

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どっちも、「好き」がベースにあったりします。

そして、私たちって、結構、この「好き」っていう思いに対しても、
遠慮したり、見ないようにしていたりすることがあります。

望んでも手に入らないかもしれない、
人に笑われるかもしれない
今更もう遅い
傷つきたくない

とか、いろんな気持ちが出てきて、
これ、本当に結構つらいので、それらを避けるためにも、

「好き」に気づかないようにしたり
「好き」だと思わないようにしたり

って、巧妙に「好き」から遠ざけようとしたりします。

 

そうすると、大好きなことですら、もやがかっったように視界が悪くなり、
自分の人生の道が、ぼんやりしたものになってしまいます。

あれー?どこに進みたいんだっけ?
あ、怖くない道か、痛くない道か。

って感じです。

 

本当に進みたいのは、怖くなくて、痛くなくて、傷つかない人生ですか?

それとも、怖くって、傷つくことがあるかもしれないけど、
本当に叶えたい「好き」を手に入れる人生ですか?

 

今までの人生の道のりが辛かった方は、
怖くなくて、痛くなくて、傷つかない人生の方が良くない?
って思われるかもしれません。つい、そっちかなー?って思っちゃうかもです。

でも、そんな道のりを歩んできた方こそ、
魂の生命力や推進力があるはずなんですね。だって、乗り越えてますから。

だから、本来は、「好き」を手に入れる人生を歩めるんです。
なので、そっちを見据えて欲しいんですね。

 

この「好き」をちゃんと捉えていても、明確にしていても、
過去にいろんな辛さを経験した方は、おそらく
ほっとくと「傷つかない」道を進もうとしてしまいます。

要するに、本来の叶えたい道ではなくて、楽でぼやけた道です。

そしてこの、楽でぼやけた道は、
「誰かがいいって言ってた道」だったりします。

要するに、他人基準、他人評価です。

ほっとくと、その他大勢の意見とか、その他大勢の「良い」という判断が
自分の人生に採用されてしまったりします。

毎回言っているように、今、情報多すぎですから。

 

強固な信念を持って、
「わたしはこれが好きだ!」「わたしはこの道を進む!」を意識してないと、
フラフラーって、迷子になります。

だから、自分の「好き」を明確に、はっきりとさせ、
そして、その方向に進む、
誰かの意見で迷いそうになった時も、
いつでも自分の「好き」を取り出して、
ああ、こっちだった。って、自分で舵取りができるようにしておく必要があります。

そして、自分の「好き」は、必ずしも、それを仕事で活かせるわけじゃないです。
「好きを仕事にする」というのが、現在なんだか「人生のテーマ」みたいに、
いろんなところで言われてますが、

全員がそうではなくて、
「好き」なことをするために、仕事を頑張る、という方法もあるため、
そこもしっかりと自分で認識しておく必要があります。

わたしはここ二日ほど、とても嫌なことがあって、本当に何もする気が起きないんですね。
相当な怒りがあって、その怒りを抑えるのに、
全エネルギーを使ってるんだと思います。

全く何にもやる気が出ません。。困ったものです。

 

で、大事なのは、好きなことを好きと言う、はっきりと認識するの、大事ですが、
「嫌なことも、嫌だ!」ってしっかり認識するの大事です。

何が嫌で怒ってるのか。
自分の何に、その出来事が触れたのか、
ただの自分のわがままじゃないのか、
それに対して、どんな思いがあるのか、

そう言ったこともちゃんと捕まえておくと、
今後、自分が大事にしたいこと、そして自分「を」大事にすることにも
繋がってきます。

ただ、無かったことにしたり、
気持ちが落ち着くのを待つ、時間の経過を待つってことは、
自分を大事にしていると言うことにはならないです。

唾つけとけば治るっていうのじゃ、今後の人生に活かせませんから。

ちゃんと、自分はどうしたかったのか、
怒りがあるのなら、その怒りはなんなのか、
ちゃんとみてあげる必要があります。

 

大体、私たちの悲しさ、寂しさ、怒り、辛さって言うのは、
「自分が大切にされてないと感じた」時に発生します。

そう言った時は、まず、自分が自分をめちゃくちゃ理解して、
そして寄り添って、受容することが大切です。

なかなかそれだけでは、わたしみたいに怒りのパワーが強い人種は
「そんなんじゃ、治んねー」ってなるんですが、
それでも、理解と、寄り添いと、受容、は大事です。

これはマストです。

そのあと、内省して、何が嫌だったのかとかをみていくっていう順番です。

 

色々学んで、心の動きとかが発生した時は、
「これを解決したら、今後使えるわ!」って思うんですね。

経験から、伝えてあげれるって思うんですけど、
毎回思うのは、こんなに学んでても、ネガティブなことは発生するってことなんです。

多分、ネガティブなことは無くならない。
それは、世界から、陰陽が無くならないのと同じだと思うんです。

昼があり、夜がある。
男がいて、女がいる。
光があり、闇がある。
プラスがあり、マイナスがある。

片方だけを無くすって、絶対できない。
だから、大事なのは、どちらでも対処できるようになるってこと。

「好き」があれば「嫌い」もある。
どちらにも対処できるようになるってこと。

「嫌い」がわかるから、
自分の人生を、どんな世界にしたいのか、
どんな世界が幸せなのか、がわかるってことなんです。

そして、「好き」と言うのは、良いことばかりではないと言うこと。
「好き」だからこそ、切なくなったり、胸が苦しくなったり、
そう言ったこともあります。

でも、だからこそ、人生は美しい。
そう思いませんか?

年末になって、もうそろそろお休みに入られた方も多いのではないでしょうか?
去年までは金融機関で仕事をしていたので、
特に去年は、30日まで仕事をして、年末休暇が大晦日しかないっていう、
ある意味ちょっと絶望感でしたが、

今年はゆっくりと年の瀬を迎えられるなーって思ってたのに、
あまりの怒りで、何にもしたくない。
そんな年末でございます。

この気性の荒さは、言い換えればそれだけ情熱的なんだろうと、
少しでも良い方向に意識しながら、
自分を大事にして過ごしたいなーと思った次第です。

 

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