心理学

「悩み」を解決するだけじゃ人生変わらないのです

「悩みを聞かないセラピスト」の意味がやっとわかったのです

まとめ

フラクタル心理学の牧野内先生のキャッチコピーが「悩みを聞かないセラピスト」だったんですが、やっとその意味がはっきりとわかりました(今頃)。フラクタル心理学も、わたしが提供する肯認学も、どちらも「悩み」にアプローチするのではなく、自分に向き合う心理学なんですね。それが本当に早いんです。同じ悩みを繰り返さなくっていいんです。そして肯認学は、自分を肯定して認める、自愛という自己受容が本当に大切だとしています。

講座のページはこちらから RADIO stand.fm はこちら

 

本日のテーマは、「悩みは聞かない」です。

え、なんのこと?って思いますよね。

わたしは以前、フラクタル心理学を学んでいたんですが、
その時の先生のキャッチコピーが、
「悩みを聞かないセラピスト」だったんですね。

で、「え?どーゆーこと?」って思ってたんですが、

その先生が、テキパキ、ピシパシしてることと、
フラクタル心理学自体が、癒しではなく、根本解決というか、
その思考の元、要するに、
問題を作っているの自体が、子供の頃の自分の思考で、
その自分の潜在意識、子供の頃の思考を変化させる、修正するという学びなので、
現在の悩みは、問題の確信ではないってことだ、とは、ざっくり思ってたんです。

だけど、悩みを聞かないってなんだろなーとはほんの少しだけ意識したけれども、
その意味とかも考えなかったし、
その理由も意識してなかったんですね。

 

で、時は流れて、今現在。
肯認学という学びを得て、改めて知識を深めているんですが、
先日、友人と話をしている時に、ちょっと頭の中が整理されたんです。

なぜなら、悩みを聞いても、どんなにわかってあげても、その悩みを解決しても、
その人の人生は、停滞したままになっちゃう、ってわかったんです。

そのおおもとに気づかないといけない。
気づかないと、おんなじような悩みを招いちゃうのですよ。

 

例えば、被害者意識を持っていたら、
同じように「誰かのせいでうまくいかない」「誰も助けてくれない」
「こんなに頑張ってるのに認めてもらえない」
ってことが起こっちゃいますし、

罪悪感を持っていると、
「きっと誰かに責められる」ってことを招いてしまいます。

 

人生がうまく進まない、その原因は、
今まで生きてきた中での、過去の傷、要するに心のトラウマなんですね。

それが、現在起きたことに、反応する。
これが、いわゆる「悩み」として浮上するんです。

人間関係がうまくいかない、経済的不安が続く、
パートナーシップがうまくいかない、仕事で自信無くす、とか。

で、以前からお話ししているように、
この反応は、脳の仕組みで、かつ、防衛反応なんです。

もう傷つきたくないという、
もう2度とダメージ受けないように、
失敗や傷つくのを避ける本能の働きなんです。

だから、怒りとか悲しみとか苦しさとか、ネガティブな反応が出てくる。

そして、現在の「悩み」を解決するっていうのは、
この、本能の働きで表に出てきた、
「反応の結果」のところだけを触っているのと同じだと思っているのです。

表面に出てきた悩み・問題だけを解決していっても、
その、反応の元になっている、過去の傷とか、トラウマとかとの
向き合いかたについては、何も変化させてない、
何も対処してないので、また、同じ苦しさが起こる、ってことなんです。

この繰り返しが起きちゃうんです。
だから、悩みを解決し続けてもしょうがないんですよね。

 

もちろん、悩みを聞く、そして心の辛さを解消するのも、
その時はとっても大事です。

だけどその繰り返しじゃ、根本解決にならないんです。

過去にどんなことがあって、何が原因だったんだろう、
ああ、それに反応しているのかもね。

だったら、今後反応しないように、
または反応した際に、
「ああ、これは過去の傷、それに反応しているんだな」
ってまず気づく。

これだけで、だいぶ変化するんです、これ、本当に。

 

フラクタル心理学は、さらにそこに、
子供の自分の思考がそれを起こしているから、子供の自分の思考を修正しよう!
って考え方なんですね。

元気で、余力がある方には、とてもパワフルな解決法なんですが、
本当に辛かった人生を歩んできた方には、ちょっとしんどいかもですね。

わたしは、しんどいなーって思っちゃいました。
なんか、自分に寄り添ってないっていうか、
ほんと泣きたいくらい辛かったのに、子供の自分に、修正しろ、
傲慢だ!怠慢だ!無知だ!って叱るので、
ちょっと、元気ない時はしんどいですね。

でも、理論はすごいです。
この学びを作った、一色先生のことは、本当に尊敬します。

 

ところで、
仏教に、動執生疑(ドウシュウショウギ)という言葉があります。
動くのドウ、執着のシュウ、生きるのショウ、疑うのギです。

これは、
「浅い教えに執着している心を動揺させて、疑いのこころを生じさせる」
っていう意味なんですけど、

めっちゃ簡単にいうと、
「本当にこれは正しかったのかな?」「正しいのかな?」って思う、ってことなんです。
事実ではないもの、は疑ってみるってことなんです。

苦しい、悲しい、頭にくる!ってときは、
そのことに対して、何か思い込みがないか、
無意識が反応した、過去の情報などの思い込みではないか、ということを探って、

ああ、思い込みだったな、って気づくだけで、克服できることも多いんです。

 

怒りを手放せないこともあります。
今までの人生なんだったんだ、とか。

でも、俯瞰して、
相手が悪いんじゃなくて、自分が怒りを手放せないだけかも、など
他にも真実があるかもしれないな、って気づいただけで、

本当の自分の場所に戻ることができて、
自分も、相手も、今までの人生も許すことができるようになったりします。

物事の本質が見えるようになるんですね。

自分が今まで生きてきた中で起こった、ネガティブなことも、
生きるために必要だったことだったりします。

だから、それらを無かったことにしたりとか、
必要以上に排除するのではなく、
それらを美点と考えられるような、余力を、
自分の中に持てるようになるといいなって思います。

そのためには、受容ですね。
自分を肯定して、認めるという、自愛、肯認学の学びが大切かなって思っています。

そして受容って、本当に簡単なことからでいいんです。

わたしは超夜型人間で、早起きどころか昼前まで寝ちゃうことがあります。
途中で目が覚めるたびに、自己嫌悪するし、罪悪感なんですよ。

罪悪感って、自分で決めたことを守れなくっても、発生するんです。
自分との約束を破ってることになりますからね。。

ほんと、罪悪感しんどいです。
その度に、わたしは、
「いいよ、ちゃんと頑張ってる。できる範囲で頑張ろう」
って声をかけながら、寝てます。

おい、また寝るんかいって感じですが、責めないです。

ということで、フラクタル心理学もそうでしたが、
肯認学も、「悩み」にフォーカスしないんです。本当に。

必要なのは、心と脳と量子力学という物理学の世界と、
エネルギーの世界、
この、仕組み、いわゆるものの道理をしっかりと把握、学んで、
そして、物事が起こった時の、考え方を変えるだけなんです。

それだけで、心と、思考が一致してきます。
本当に私たちの悩みで、何が辛いかって、
思考と心の望みが一致してない時が辛いんです。

だから、そこを一致させる方に、
一致させる道理を知って、
ただそれをがんばっていく。

そうすると、悩みがなくなっていくんです。
もし悩みが発生しても、自分で解決できるようになるんです。

だから、「悩みは聞かなくていい」
これが、先生の「悩みを聞かないセラピスト」という
キャッチコピーの元なんだなって思いました。

本当に偉大でした。
悩みを聞かないので、「やればいいのよ!」って言ってましたけど、
本当にそれこそが愛だったんだな、って思います。

そうですよね、先生の言うとおり。
真実を捕まえて、幸せになる方法を知ったら、
ただそれをやればいいだけ。
ほんと、答えはとってもシンプルでした。

わたしも、
「悩みを聞かないセラピスト」でやっていこうかなって思いました!

そして、肯認学はそこにさらに、
ブロック解放、悩み解放のセラピーのセッションをします。

セルフセッションでは、自分でもその辛さを解放できるので、
本当におすすめです。

一家に一人、セラピストですね。

ということで、本日は、悩みよりも、その悩みが発生するおおもとの感情に気づく、
ということが大事ですよ、というお話でした。

 

講座のページはこちらから RADIO stand.fm はこちら
Share!
スポンサーリンク

-心理学