時間の流れとイマココ【宇宙の法則】

時間は未来から過去へ流れて そしてイマココがとても大事

本日は、時間の流れと、イマココについてのわたしなりの説明です。

実はずっと前に、苫米地博士の「時間は未来から過去に流れる」というのを本で読み、

なんなのそれ、意味わかんない。

って思ってたんですが、

今は、めちゃくちゃわかるんですね。

まず、宇宙の法則と仏教には、時間の観念がないんですね。

「イマココ」しかないんです。

なので、時間の流れをイメージすると、

イマココという点が、イマココ・イマココって、点と点が繋がって、線になって、

過去に流れていく、ってことなんです。

そして、過去が未来を作っているわけではない、という解釈。

過去が今に影響しているわけではないという考え方なんです。

あの過去のせいで、今こうなった、と思っているのは、

実は、ただの、今までの概念、

過去の情報を見つけて、今現在に持ってきて紐づけようとしている、エゴなんです。

えーって思われる方もいらっしゃるかもですね。

あんなに辛い過去があったから、今も人生がうまくいってない、という

今までの時間の流れの概念で、辛い状態の方は、

もしかすると、気分を害されるかもです。

でも、ちょっと、世の中には、そういう考え方や哲学があるのかもしれないって、

続きを聞いていただけるとうれしいです。

苫米地さんの本では、時間の流れのイメージを、川に例えられてたんですね。

川岸に立って、上流から流れてくるボールを拾うっていう、イメージなんですが、

川の上流は、未来。

そして自分が立っているところが、今現在、いわゆる「イマココ」

そして川の下流は過去です。

例えば、上流からいろんな色のボールが流れてきます。

手を伸ばして流れてきたボールを取るか否かは自分次第なんですね。

要するに、自分の「選択」です。

これまでも、人生で色々選択してきたと思うんですね。

この人と付き合うか、やっぱやめとくか、とかもそうですね。

仮に、赤いボールが流れてきたとします。

あなたは、その赤のボールは見送りました。バイバイ、って感じですね。

しばらくすると、今度は青いボールが流れてきました。

でもこれって、青いボールが流れてきたのは、

さっき赤いボールを取らなかったこととはなんの関係もないんですね。

ただ、青いボールが流れてきた、ってそれだけです。

要するに、「赤いボールを取らなかった」という過去は、

「青いボールが流れてきた」という未来とはなんの関係もなくって、

過去は未来になんの影響も与えていない、という考え方です。

なかなか腑に落とすことは難しいかもしれないですが、

時間は、川の上流という未来から、今自分が立っている現在「イマココ」へ、

そして川下の、過去へと流れているってことです。

まとめると、

「時間は未来から過去へ向かって流れている」

「過去は自分の未来に影響を与えない」

「未来が過去をつくる」

「未来は最高だと確信すれば、過去も現在も最高である」

ってことが書かれていたんですね。

初めは、それってなんやねん。って思ったんです。

理解しようとしても、理解できなかった、というのが本当のところですね。

でも、心理学も、宇宙の法則も、貪るように色々学んできたら、

やっとこれが腑に落ちたんです。

私はずっと、

自分にダメ出しをしたり、

うまくいくはずがないって思ったり、

未来が怖くなるような気がしたり、そんな毎日でした。

でも、学びを深める中で、これらが全部、「今までの過去の情報や観念」で、

それを今思い浮かべるから、思い出すから、怖くって、

そして紐付けちゃうから、うまくいかない気がして、

でも、その思い浮かべる行動と、その思考・情報自体が、エゴだって気づいていって、

「イマココ」に、そのネガティブな思考を持ってくるから、辛いんだ、ってわかったんです。

それからは、このエゴに気づく。

エゴに気づいて、エゴを手放すということを、集中してやってきました。

瞬間、瞬間、捕まえて、手放すんです。

だから、気づくの大事ですね。気づかないと、手放せないですから。

それと、自己受容、自愛です。

一般的に、「イマココ」が大事って言われます。

過去への後悔、未来への恐れ、これ全部エゴなんですが、

これに襲われて、毎日辛かったりします。

やりたいことに向かえなかったり、恋人とうまくいかなかったり、人間関係も然り。

で、なぜこのイマココが大事かというと、

もう一度、川の流れを例えにお話ししますね。

よく、欲しい未来、叶えたい願いを「放っておく」って言いますよね。

これを、願いのこもった、金色のボールを、川の上流に、

「えいやっ！」って投げる、放つって考えてみてください。

すると、願いが叶ったボールが、タイムラグを経て、目の前に流れてきます。

流れてきたときに、ちゃんとキャッチしたいですよね。

イマココを大事にしておかないと、

その願いを放った金色のボールを手に取ることができなくなっちゃうんです。

川下に流れていったボール、要するに、選択しなかった過去を憂いたり、

その出来事に囚われたり、

未来への恐れで目を瞑ってしまうと、

願いを込めて放ったボールを、手に取り損ねちゃうってことなんです。

だから、イマココって、大事。

川下、過去の情報とかばかりをみないで、ちゃんと今ここを大切に生きる。

そして、選択しなかったボールに執着しない。

「バイバイ」って感じです。

あの時こうすればよかった、ああすればよかったと川下ばかり見てたら、

上流に向かって、願いのこもったボールを放つこともできないですし、

目の前に流れてきた、願いが叶うボールを見送ってしまうことになるんです。

だから、イマココがすごく大事で、

そして、過去にとらわれないことが大事なんです。

未来に対する恐れとか、過去への後悔がなくなるわけじゃないんです。

これは、ただの情報なんです。

肯認学では、今のままでいい、ってお伝えしています。

ネガティブな思考も、今まで自分を守ってきてくれたものだと考えるんです。

だから、悪いものだと排除せず、

それもあっていいよね、というところから、自愛をします。

そういう気持ち、出てくるよね。わかるよ、って寄り添うんです。

この自愛を続けていくことで、囚われがなくなっていくので、

怖れや不足も自分の中から少なくなって、引き寄せが起こるという、

これも、宇宙の法則の道理ですね。