心理学

喜怒哀楽とかの感情、どれかだけ抑えようとするとどうなっちゃうか

感情はどれか一個でも抑えようとすると 喜びや楽しさも引っ込むよ

まとめ

感情は、ネガティブなものだけ押さえて、ポジティブなものは感じたい!っていうのは無理なんです。悲しいとか苦しいとかさみしい、あとは怒りとかを押さえてしまうと、楽しいとか嬉しいとか喜びとかも同じく引っ込んでしまいます。何が楽しいのか、何がやりたいのかとかわからない人は、ネガティブな感情を感じてみる、出してみるってことがとても大切になります。そのあとやりたいことが見つかるってご褒美があるかもです

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本日は、感情についてお届けしようと思います。

なんとなくFacebookを見てましたら、友人が「THE MANZAI」で笑えた!
と投稿していたので、TVerで見てたら、こんな遅い時間になっちゃいました。

ということで、感情。

実は、わたしは何度かお話しさせていただいた通り、小学校時代、夜の時間をほぼ一人で過ごしてました。
夜ご飯を食べるのも一人、お風呂も一人、テレビも一人です。

で、夜は結構怖いんですね。
風が吹いてビューって言って、窓がガタガタしたり、
雨がひどい時、雷とか、めちゃくちゃ怖いんですけど、一人です。
「怖い!」って言っても、一人。泣いても一人です。

そうすると、どうなるか、知ってますか?

みなさん、学習性無力感ってご存知ですか?
泣いても抵抗してもどうにもならないって思ったら、行動起こすことすらしなくなるんですね。

Wikiで調べたら
「長期にわたってストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象である。」って書いてありました。
抵抗もしなくなるんです。

それでわたしは、仮病を訴えても(所詮仮病なので、お母さんにはバレてる)、
泣いても、喚いても、どうやってもお母さんは仕事に行ってしまうので、
もちろんいい子でいることを選択しますよね。

要するに、自分の感情、気持ち、希望、理想を口にしようとしないです。
だって、言ったって無駄だし、言ったって叶えてもらえないから。

大人の今ならわかりますよ、大人のわたしならわかります。
仕事行かなきゃいけないよね。仕事行って、稼いでくるのはわたしのためでもあるよね。
お母さんだって、小さい子供一人でおいて、好きで仕事行ってたわけじゃないよね、

大人のわたしは、それは仕方ないわ、って理解できるんです。
でも、子供のわたしは、わからないんですね。

目の前で起きたこと、言ったことに対する返答を、世界の全てだと思っちゃうんです。
行かないでって言ったのに、仕事に行っちゃった。

これは、子供のわたしからすると、
「わたしよりも、何かの方が大事なんだ。わたしなんかどうでもいいんだ。」
っていう出来事なんですね。

これを繰り返すと、どうせいってもダメなんだ。わたしのこと大切じゃないんだ。
って、自分で自分に言い聞かせる、というか、この言葉を繰り返してしまうことになるんです。

そして、言っても無駄、っていうルールのようなものができます。

 わたしは大切じゃない
我慢しなくちゃいけない
泣いちゃだめ(悲しいのが大きくなるから)
悲しんじゃダメ(誰も慰めてくれないから)
怒ってもダメ(誰も止めてくれないから、際限なくなるから)

こんな、思いと、感情を止める、出さないようにするという自分なりの処世術ができあがあります。

悲しい、寂しい、ムカつく!っていう、感情を止めるんですね。
出したって無駄だから。

むしろ、ヨシヨシ、ってしてくれる人がいないことを改めて感じることになって、
それは絶望でしかない、余計悲しみが肥大してしまいます。

 

で、感情って、喜怒哀楽とか、たくさんありますけど、
どれかだけを抑えるってことできないんです。

「悲しいと、寂しいと、怒りと、苦しいはいらない。楽しいと喜びだけ感じよう!」

って、こんなことはできないんです。
どれかだけを抑圧するって、できないんですね。

だから、本当はわたしは相当な怒りがあるんですよね、子供の頃ベースで。
「大人!誰かわたしと一緒におれや!」ってやつなんですよ。

わがまま言わずにいい子ちゃんでいたけど、
自分の本当の悲しさ、怒りをずっと抑えてきた。

そのまま大人になったから、感情を抑えるのが得意になったし、
感情がぐるぐるアップダウンして疲弊するくらいなら、
自分が我慢しとけばいいやって、そのまま大人になってしまったんです。

そうすると、さっき言ったみたいに、どれかだけを抑えることができない、
感情、全て同じくらい抑圧することになる、
でどうなるかというと、あんまり笑わないんですね。
お笑い見ても、ニヤーくらい。ふふふ、くらい。

何が自分が楽しいことなのか、わからなくなるんです。感じられなくなるんです。

誰かに誘われるから、恋人に誘われるから、
誰かと一緒に出かけるから、楽しい。
楽しいと言われるスポーツやるから楽しい。
でもそれは、アドレナリンだったりするんですよね。

自分が本当にその喜びの感情を出せてない、わかりやすくいうと、許可してないって感じなんです。

本当に、自分の心からの

「これが好き、これが欲しい、こんな世界にしたい」
っていう欲求、喜びや楽しさも、わからないまま歳を重ねてしまうかもしれないんです。

 

だから、安全な場所で、感情を出すのはすごく大事。

安全な場所って、誰かに頼ったり、
自分のマインドが落ち着いていれば、自分を頼る、いわゆる自己信頼なんですけど、
ちゃんと自分の感情を感じるの大事なんです。

過去の出来事からずっと、記憶に残ってる感情を書いてみるっていうのもいいと思います。

  • さみしかった
  • 悲しかった
  • 辛かった
  • 大事にしてもらえてないと思った
  • 我慢しなくちゃいけなかった
  • 怖かった
  • 逃げたかった
  • やめたかった
  • やめたくなかった

こんな言葉に紐づけられている、過去の出来事や、
この言葉から出てくる、現在の感情、
いろんなもの、一度書き出してみるのいいと思います。

たくさん、我慢してきたこと、抑えてきてたんだな、ってことが見えると思います。

そして、可視化していって、
それらに大人の自分がたくさんOKを出してあげる、
たくさん寄り添ってあげることで、
今まで押さえていた感情を感じることができるようになります。

すると、これやりたい!これが楽しい!これが好き!っていう感情も、
合わせて感じられるようになってきます。

 

昨日の、男性性と女性性の配信の際に、満たすの大事とお伝えしました、

同じように、自分の感情を抑え気味の方は、
抑えてた感情をちゃんと出してみるっていうの、すごく大事です。

本当に、自分が何が好きなのか、何がやりたいのか、どんな人生にしたいのか、
自分がたくさん叶えてあげられるように、
まずは自分のWANTですね、願いを見つけることが大事です。

今日は、感情は抑えてちゃダメですよーっていうお話しでした。

 

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