心理学

インナーチャイルドというもう一人のあなたとの関わり方

インナーチャイルドはめちゃくちゃ生命力があって、すごい才能を持ってるよ!

まとめ

インナーチャイルドについて、心理学の世界では有名なチャイルドですが、なかなか日常で出てくる話ではないと思います。が、とっても大事な考え方になります。何かしら問題や悩みがある場合、このインナーチャイルドが反応しているケースが多いです。傷ついてる子供がずっとその傷が癒えないまま一人でじっと我慢してるって感じなんです。そのチャイルドにたくさん声をかけて、たくさん寄り添いましょう、すると生命力が増して才能も輝きます!というお話をしています

講座のページはこちら RADIO stand.fm はこちら

 

本日のテーマは、インナーチャイルド。

インナーチャイルドって何?
そして、そのインナーチャイルドとの関わり方について、さわりのところをお届けしようと思います。

 

インナーチャイルドって、皆さんご存知でしょうか?
心理学の世界では、もう、当たり前のように語られているものですが、
インナーチャイルドとは、「内なる子供」のことを言います。
小さい頃のわたし、のことです。

心理学では、インナーチャイルドというと、傷ついた自分、傷ついた子供を指したりしますが、
その名前の通り、自分の中にある、子供の部分と認識して良いと思います。

子供の部分って、良いところも悪いところもあると思うんですね。
通常の心理学の世界や、カウンセリングの世界では、
「インナーチャイルドワーク」などと言って、傷ついた子供の部分を癒す、
抱きしめて、「よくがんばったね」「もう大丈夫だよ」「怖かったね」「えらいね」って
たくさん声をかけてあげて、安心感を与えていく
、と言ったものが多いです。

その傷ついている子供が、何かにつけて、現在起こったことに反応するんですね。
「また怒られるかも」
「また失敗するかも」
「こんな自分は嫌われるかも」
「ちゃんとしなきゃ」
「じっとしてなきゃ」
「いうこと聞かなきゃ」
って、過去の出来事やトラウマ、過去に感じたことを現在の出来事に紐づけてしまう。

だから、辛さが出てきて、何も行動できなかったり、
怖くて、幸せを手放そうとしたりしてしまうんですね。

だから、その怖がってる子供の自分に、もう大丈夫だよ、って伝え続けなくちゃなんです。
たくさん安心感あげる。

そして、たくさん褒めて、認めて、すごいね、がんばったね、って抱きしめ続ける必要があります。

でも、抱きしめて、声をかけ続けるのって、ちょっとしんどいですよね。
毎日仕事でクタクタで、家に帰ってご飯食べてお風呂に入って、ちょっと色々したら、もう寝なきゃっていう時間。

あー、インナーチャイルドワークしなきゃ、、ってなると、大人の自分が疲れちゃったりします。
そこで、もうそんな大掛かりなインナーチャイルドワークしなくてもいいって思うんですね。

要するに、ちゃんと意図を持つってことが大事なんですけど、
わたしと、インナーチャイルド、略して「チャイルド」と呼びますが、
こんな感じで、取り決めてしまえばいいと思うんです。

  • わたしとチャイルドは、1日にそんなに時間をかけなくても、信頼し合えるようになる。
  • ただし、毎日声をかける
  • かける声は簡単でいい
  • 声をかけるのを忘れてたって、わたしがチャイルドを忘れてるわけじゃない
  • 絶対チャイルドはげんきになる

こんな感じですね。

要するに、わたしとチャイルドの二人のビジョンを見続けて、
そのビジョンへちゃんとたどり着くことを、信じればいいんです。

まあ、これはわたしが皆さんに対してやりたいことでもあるんですが。
たどり着く先を明確にイメージすることがとっても大事なんですね。

で、明確にイメージしてもらいたいのは、
チャイルドが元気になる、チャイルドが「遊びたい!!」ってなることなんです。

なんだか人生うまくいっている、何をやるにもエネルギー満点!

特に問題はない、という方は、インナーチャイルドワークはいらないですけど、
なんだかうまくいかないな、辛いな、どうしてこうなっちゃったんだろう、とか
悩んだり、苦しいな、って思う方は、ほとんどインナーチャイルドは
「チーーーーン」ってなってます。

イメージしても、会いにいっても、声をかけても、
顔も見せない、向こう向いてる、ふて寝してる、顔伏せてる。

怪我だらけ、血だらけ、っていうお話を聞いたりもしました。

例えば、機能不全家族、アルコールやギャンブルの依存症があったり、
ネグレクト、DVなどの家庭で育った子供は、アダルトチルドレンという、
子供時代に子供でいられなかった、という症状を持ちます。

子供でいられないから、大人のようにがんばったり、なんでもできる子供になったり、
完璧主義になったり、家族を助けようとしたり。
そんな子供時代を過ごすと、疲労困憊、満身創痍になりますよね。

でも、そんな子は、
「大丈夫」って言い続けて大人になってきてます。

本当は大丈夫じゃないのにね。

大丈夫じゃないって言っても、誰も助けてくれなかった。
だから仕方なかったんです。

がんばってきた。そうするしかなかったから。

その、限られた世界の中で、一生懸命生きてきた、小さなこ。
そんな中で育ったから、とってもいろんなことができて、状況も把握できて、
一番最善であろうということを嗅ぎ取って、家族のバランスをとってきた。

もう、すごくないですか?
本当に、今まで生きてきてくれて、ありがとう、なんです。

本当に「よくがんばったね、きつかったね。」
こんな言葉が大事なんです。

だけど、日常生活送ってきてる中で、こんなしんどいことになかなか向き合う時間、
設けるのって大変です。
だから、もっと簡単なことからでいいと思ってるんです。

辛かったことに、気づくだけでいい。
よくがんばってきたよな、ってことに気づくだけでいい。

自分頑張ってるな、って気づくだけでいい。

そこに気付けたら、
オレ、わたし、
すごいね。
よくがんばったね
さすがだね って、
日々の小さなことでも、たくさんOKの言葉を自分に投げて欲しいんですね。

 

以前の配信で、わたしは「さすがわたし!」って言葉が好きなのです、とお話ししましたが、
ちゃんとできた時には、やったね!めっちゃできてるね!とか、
そんなことをたくさん自分に投げかけてください。

チャイルドって、めっちゃエネルギー、生命力を持ってるし、
そして何より、才能を持ってます。

だから、チャイルドの元気が戻ってくると、
自分のワクワク、楽しいこと、喜び、本当にやりたいこととかが、見つかってきたりします。

チャイルドって、悲しみや辛さも持ってるけど、
生命力、以前の配信でセクシャリティとお伝えしましたが、
その生命力と、才能のありかでもあります。

自分のチャイルドが元気になるように。
大切な親友に声をかけるように、自分のチャイルドを励ましてください。
そうすると、生命力が増して、本当に欲しい未来に進めるようになります。

今日はちょっとお話が重めだったかもしれないですけど、
たくさんチャイルドに寄り添いましょう。
わたしもやり続けるので、皆さんも、ぜひ、たくさん声がけしてあげてください!

今日は、インナーチャイルドのお話でした。

 

講座のページはこちら RADIO stand.fm はこちら
Share!
スポンサーリンク

-心理学