心理学

自己肯定感のはぐくみかた

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本日のテーマは、自己肯定感についてです。

心理学を学んだり、興味を持ったり、より良い人生を送りたいなと思った時に、

よく見聞きするワードではないですか!?

もしかすると、これまでの間に、自己肯定感について、深く考察したことがあるかたが多いかもしれません。

高めたい!とか、持ちたい!とか、自分は低い!とか、持ってない!とか。

ですが、自己肯定感って、本当に「そのままの自分を肯定する」感、のことなので、

自分にオッケーって言ってあげることになると思うんですね。

なので、本当のところは、持つ持たないとか、高い低いでもないと考えたんです。

わたしは、友達と会話してる時に、「本当にネガティブだよね」、って言われることが多かったんです。

これはわたしの小さい頃からの癖が、自動操縦になってしまっているので、心許せる友人の前ですと、今でもぐだぐだで、わたしだめでしょーって、ついついやっちゃいます。

そして、それに気づいて、

「ああ、もう、それはやめるんだった!」っていつも手放しています。引き続き、訓練中です。

そして、ここに辿り着く間に、、わたしは、自己肯定感をあげるべく、たくさん本を読んだり、講座に参加したりと学んできましたが、

勉強をして、知識を増やして、ワークをしても、なかなか自己肯定感って育たなかったんですね。

なんていうんでしょうか、元に戻る、というか。

やっぱりだめだ、という辛い位置に戻るというか。

そんな中、おかだたかしさんの著書で「死に至る病」という、愛着障害について書かれている本と出会いました。

愛着障害という言葉も知らなかったんですが、読むと、なんだかちょっと助けられた気持ちになったんですね。

わたしの生きづらさは、ナマケとか、だらしなさとか、根性なし、っていうだけではなくて、

「愛着障害」っていう生きづらさの問題として、ちゃんと世の中で、学術として研究されているんだ!って知ったんです。

その著書の中に、

愛着障害は、生きる希望や意味を失わせ、精神的な空虚と、自己否定の奈落に人を突き落とし、心を病ませるだけではなく、不安やストレスに抵抗する抵抗感や、トラウマに対する心の免疫を弱まらせる、って書いてありました。

なんと、病気になってしまうではないですか。って思ったんですね。

そして、パワーレスになってしまいます。

そしてさらに、このようにも書いてありました。

愛着障害を持っている人に、自己肯定感を持ちなさい、というのは、

育ち盛りの時に、栄養が足りず、大きくなれなかった人に、背を伸ばしなさいと言っているようなものだ、自己肯定感は、これまでの人生の結果であり、原因ではない、

と、あったんですね。

自己肯定感を高めれば、自信が持てるようになる、生きやすくなる、というというものではなく、

自分という存在を、大切にしてもらえなかった、または大切にしてもらっていると感じられないことがあった、という過去からの結果だと書かれていたんです。

自分が考えて努力して持つものではないと。

小さな頃に、小さなあなたが言ったこと、やったことを、全力で褒めてもらったり、応援してもらったか、または

「どうしてできないの?」「本当にダメね」などの言葉を、親や学校の先生に言われて傷ついてきてしまったか、

これが自己肯定感を持てたか持てないままになってしまったかの、根本の原因だと思うんですね。

安心安全な環境で、すごい!やったね!バンザイ!って応援がある中ですくすくと育てば、自己肯定感は健全に育まれるけれども、

そうでなければ、常に不安と自信のなさを片手に持ちながらの挑戦になり、失敗すると「やっぱりね」とできなかったことに自ら烙印を押ししまう。

もう、自己肯定感って言葉すら、いらないかなーって思ったりします。

自分オッケー感、とか、自分今日もできた感、とか、よし!今日もやれたぜ感、とか

そんな呼び名でもいいのではないかと思ったりします。

子供の時代に感じた「自分ダメだなー」って思ってしまった心の傷を、これから過去に戻ってやり直して、傷を負わないように、ってすることはできないです。

でも、子供の頃になんだか自分が大切にされてなかった、またはされてないと思ってしまった、そんな環境だったことで、こんなに人生生きづらくって、「自己肯定感」が持てなくなったりするんだな、

ということは知っておいた方がいいなって思います。

これは、マヨネーズを素手でさわれば、手がドロドロになる。

という、ただの原因と結果と同じだと思えばいいのではと。

夕飯食べた後なので、例えが食べ物になっちゃいました。

なので、心理学などの学術的な世界では、子供の頃の「自分はダメだなー」の思いが、自己肯定感を持てないという結果を生んでしまうようだ、という、ただそれだけなんだなって思いました。

では、自己肯定感を育むには、どうすればいいのかなーって考えたんですが、

  • 自分が決めたことを、ちゃんとやったね!って一個ずつ見ていくことと
  • できたことを、俺すごいなー、わたしすごいなーって、毎回自分で褒めること、

です。

ほんのちょっとですよ、本当に小さいことです。

ゴミをゴミ箱に捨てよう、捨てた!って、本当これだけです。

ちゃんとゴミ箱に捨てて、自分ってえらいなー、ってこれだけです。

飲み終わった後のコップを洗った!自分えらい!って、これだけです。

大きいことやんなくていいんです。このちっちゃいことの繰り返しで良いと思ってます。

仮に、できなかった、失敗した、忘れちゃった、とかあっても、そんなの当たり前です。ヒューマンエラーは絶対に無くならないです。

「人間だもの、みつお」です。

失敗したら、またトライすればいい。

他人から認めてもらうこと、他人からOKをもらうことではなく、

自分で認めること、自分でたくさんOKを出して、自分で褒めること、

そして、自分を責めない、自分を否定しないこと。

これは、レッスンです。わたしはよく、訓練って言ってます。

こんなにベラベララジオで喋っておいて、説得力ないかもですが、

わたしはものすごく、人の目が怖くて、自信がなくて、他人からの評価が怖い人でした。

馬鹿にされる、傷つけられるって思ってたんです。

でも、それを超えたところに、裸で踊れるような楽しい人生が待っていると信じてます。

応援者は、必ずいます。

自分を信じると、自らが誰かを応援したくなるって、思ってます。

 

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