宇宙の法則

自己肯定感と自己実現【宇宙の法則】

自己実現は自愛→自己肯定感この順番です

まとめ

自己肯定感は自分の存在、そのままありのまま肯定してOKを出すと言うことで、自分の本当の望みややりたいこと、夢などを見つけるという自己実現のためにもとても大切です。この自己肯定感というのは環境によって育まれるか否かが起こります。これから自己肯定感を得るには、まず自愛をしっかりと行い、安心感を得ることが大事です。

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本日のテーマは、自己肯定感。

そして、ありのまま、存在を肯定するという「Being」についてです。

 

この週末も、愛ある方々とお話をする時間があったのですが、

本当に、肯認学の受講を決めてくださった時点で、ものすごく自愛ができているってことを

ぜひ念頭においていただきたいな、って思ったんですね。

 

自愛、いわゆる自己受容ってどんな自分も大切にする、愛する、そして、認めることなんです。

 

ダメな自分も、情けない自分も、そして、

愛されたかった、お金持ちの家に生まれたかった、美人に生まれたかった、もっと甘えたかった、

こんな過去の出来事に対する、叶わなかった欲求、後悔に対しても、

全部OK出すんです。

 

そう思っちゃうよね。欲しかったね、満たされたかったね、愛されたかったね、って。

何を思っても、何を感じても、何でもOKってことなんです。

 

そして、絶対に自分を責めない。

自分だけは絶対に、絶対に自分の味方でいることなんですね。

 

で、この「自愛・自己受容」は、心の安心感、安全基地をつくります。

なので、ベースとしてとっても大事です。

 

で、この安心感や、安全基地というのは、

基本的に幼少期の親子関係の中で、育まれていくものなんですね。

 

お父さんがいるから大丈夫!と言われて、安心して遊ぶ、

いつもお母さんが寝るまで横で絵本を読んでくれる。安心して眠れる、

こうやって、安心感を持って育って、それは心の、大きな後ろ盾になっていくんですね。

 

で、そんな中、その後ろ盾を持つことができなかったという人もいますね。

家庭環境に、安心安全を感じられなかった、幼少時代を過ごした方です。

 

そういった心の問題を抱えていることを、「愛着障害」と呼ぶのですが、

そもそも生命力が通常の人より弱くなっちゃうんです。

 

岡田 尊司さんの著書で、「死に至る病」という愛着障害について書かれている本があります。

そこに、

愛着障害は、生きる希望や意味を失わせ、精神的な空虚と、

自己否定の奈落に人を突き落とし、心を病ませるだけではなく、

不安やストレスに抵抗する抵抗感や、トラウマに対する心の免疫を弱まらせる、

って書いてありました。

こんなの、病気になりますよね。

 

そしてさらにこのように書かれてました。

愛着障害を持っている人に、自己肯定感を持ちなさい、というのは、

育ち盛りの時に、栄養が足りず、大きくなれなかった人に、

背を伸ばしなさいと言っているようなものだ、

自己肯定感は、これまでの人生の結果であり、原因ではない、

ってあったんです。

大人になってから、背を伸ばせるかい!ってことですよね。

 

要するに、愛着障害においては、

自己肯定感が低いから、うまくいかなかった、ではなく、

家庭環境等に問題があったから、自己肯定感を育てられなかった、

という考え方ということなんです。

 

自己肯定感を高めれば、自信が持てるようになる、生きやすくなる、というというものではなく、

自分という存在を、大切にしてもらえなかった、

または大切にしてもらっていると感じられないことがあった、

という過去からの結果だと書かれていたんです。

自分が考えて努力して持つものではないと。

 

小さな頃に、小さなあなたが言ったこと、やったことを、

全力で褒めてもらったり、応援してもらってきたか、

または

「どうしてできないの?」「本当にダメね」などの言葉を、

親や学校の先生に言われて傷ついてきてしまったか、

これが自己肯定感を持てたか持てないままになってしまったかの、根本の原因だと思うんですね。

 

安心安全な環境で、「すごい!やったね!バンザイ!」って応援がある中ですくすくと育てば、

自己肯定感は健全に育まれるけれども、

安心安全がないままだと、常に不安と自信のなさを片手に持ちながらの挑戦になって、

失敗すると「ほら、やっぱりね」って、できなかったことに自ら烙印を押ししまう。

これ、ほんとしんどいですよね。

 

だから、先に、自愛、自己受容がすごく大事なんですね。

自分で、自分を応援する、いつも寄り添う、そして安心安全を作ってあげるのが大事なんです。

 

 

マズローの5段階欲求ってあります。今は、6段階とも言いますね。

三角の図で表されることが多いんですが、

一番下に、「生理的欲求」、これは生命維持の根源的な欲求で、睡眠や食欲ですね。

次に「安全欲求」安全で豊かな生活を求める欲求です。家とか教育とかの環境ですね。

その上に「所属と愛の欲求」があります。これは、社会的欲求とも言われ、

組織やコミュニティに属したい、人と繋がりたい、

そして自分が社会に求められていると感じたい、そんな欲求です。

次に、「承認欲求」これは4段階目ですが、自分を認めたい、他人に認めてもらいたい、

自己肯定感や自己評価はここです。これを満たしたいという欲求です。

最後の5段階目は、「自己実現欲求」ですね。自分の力・可能性を最大限に発揮して、

なすべきことを成し遂げたい、といった欲求です。

そして6段階目は、「自己超越欲求」

自分を満たした後は、自分を超えて、社会のために自分を打ち出したいという欲求です。

 

で、この中の4段階目、「承認欲求」のところに、自己肯定感があります。

 

肯認学の中で、自愛が進むと、やりたいこと、ハートからの欲求とか、本来の夢とかが

見つかります、とお伝えしているんですが、

要するに、先ほどの5段階欲求で言うと、3段階目までをクリアして、安心感が満たされないと、

承認欲求のところまでいけないんですね。

 

そしてそこで、自己肯定感を得ることで、初めて「自己実現」の

自分が成し遂げたいこと、自分の能力・才能を発揮することに意識が向けられるんです。

 

自己肯定感が生まれないと、やりたいことがない、やりたいことがわからない、

そもそも自分のこともよくわからない、好きな人も見つからない、

そもそも自分が何が好きかわからない、ってことが起こりがちなんです。

 

なので、自愛をして、安心安全を作って、自己肯定感を得る。

これが、本当にスムーズで安心でしなやかな進み方だと思ってます。

 

 

そして、自己肯定感とは、本当に自分自身、ありのままの自分を肯定すること。

自分の存在にOKを出す「Being」の状態である、ということです。

 

何があっても、自分は尊いんだ、生きているだけで尊いんだって、自分で認めること。

要するに、赤ちゃんなんです。生まれてきただけで、完璧なんです。

そして、生きているだけで価値があるんです。

 

そして、その自己肯定感が満たされると、初めて、自分の能力や才能を活かして、

思うように生きたい、夢を叶えたい、って思えるようになるんです。

 

なので、順番は、自己受容、自愛、その後、自己肯定です。

それも、無条件の自愛と、無条件の自己肯定です。

そうすると、自分のやりたいことが、見つかり始めます。

今日はそんな、自己実現で大切な、自己肯定感についてお届けしてみました。

 

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