宇宙の法則

運命と宿命と天命と使命のお話【宇宙の法則】

運命・宿命・天命・使命という4つの命について

まとめ

今回は4つの命、宿命・運命・天命・使命についてのご説明と、わたしなりのいろんな思いをお届けしています。改めてこの4つの言葉について考察してみたところ、やっぱりとても深いなって思ったんです。自分の意思で変えられる運命と使命については、やはり心強く、しっかりと自分の人生を受け止めてそして最善を選択していけたらいいなって、そんな話をしています。

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今回のテーマは、運命と宿命と天命、そして使命についてです。

もうすでにご存知の方が多いと思うのですが、おさらいといった感じでお話ししてみますね。

 

まず、宿命です。宿る命と書きます。

宿命は、生まれる時に決まっているものと言われています。

寿命とか、男女の別、生まれた場所、人種、そして、そこから派生するものですね。

持って生まれた定められた命であり、変えることができないのが宿命です。

 

で、ここで大事なのは、

変えられないものがあるのであれば、それを抱えて、

「さあ、自分はどう、生きていこうか」と、常に考えられること、

そして、いろいろなことを、「宿命」のせいにしないってことですね。

 

「宿命」のせいにするというのは、壮絶な被害者意識ですね。

言っても仕方がないことです。

 

でもそれをずっと持ち続けて、宿命を呪いたくなる気持ちになる人もいるかもしれません。

でも、それすら、ちゃんと受け止めて、

「では、どのように生きていこうか。」

これがとっても大切ですね。

 

これは本当の、覚悟、そして心の強さだと思います。

宿命に対する覚悟ができれば、被害者意識も、後悔も、起こりにくいとだろうなって思います。

 

わたしの大好きな、言葉があります。

ラインホールド・ニーバーの祈りです。

 

神よ

変えることのできるものについて

それを変えるだけの勇気を

われらに与えたまえ

 

変えることのできないものについては

それを受け入れるだけの

冷静さを与えたまえ

 

そして

変えることのできるものと

変えることのできないものとを

識別する知恵を与えたまえ

 

というものですね。本当、この通りだと思うんです。

 

人生は、日々選択で、わたしたちは瞬時にいつも、その選択を迫られるんですけど、

本当は、常に、自分にとって最善の選択をしているはずだと、思うんですね。

 

もしも「誤った選択だった」と感じる方を選択してしまったとするなら、

それは、まだその時に、自分が他の方法を選択するほど

いろいろなことが熟してなかった、って考えられると思うんですね。

 

常に自分の選択に責任を持って、他人のせいにはせず、

そして、自分の人生の舵取りを、自分自身の手でしっかりと握って、

ベストな方向に進めるように。

 

そして、怖れを、怖れのまま、ただ見据えるだけではなく

しっかりと、その怖さを抱えて、前に一歩踏み出せる、そんな自分になっていきたいんです。

 

もしも今まで、それに必要な「安心安全」が、自分になかったのなら、

自分自身で、その「安心安全」を作り出して、そして自分のことをしっかりと応援できる。

そんな強い力を持てるようになっていきたいって思ってます。

そして、わたしもその応援をしたいなーって思っています。

 

 

そして、次に「運命」ですね。運命は、運ぶ、命、と書きますね。

生まれてから、寿命がきて死ぬまで、

その与えられた時間の中で、どこに命を運ぶか、って感じでしょうか。

どんな人生にしていくのか、どこに自分を運んでいくのか、

要するに、自分自身で変えられる、自分の選択によって変わってくるのが

運命です。

 

なので、運命は変えられると考えています。

自分の選択で運命が変わるのならば、

いつも、できる限り良い選択ができるようにしたいわけです。

なので、自分を整えておく、常に自分の中心に意識を持っておけるようにする、

これがとても大事になってきますね。

 

 

続いて、天命です。天の命、って書きますね。

天命って、あんまり使うことないのではないかって思います。

辞書で調べると 「天の命令。天が人間に与えた使命。」となってました。

 

言い換えると、天は、宇宙ということでしょうか?

一元論、一人一宇宙、唯識思想で考えると、

世界には自分一人しかいないってことなので、

天命、イコール、自分がやりたいこと、

自分のこの命で、何をする?ってことなのかもしれないですね。

 

子供の頃は、本当に好きなこと、ワクワクすること、かもしれないですが、

大人になると、これは多分変わってきたりすると思うんです。

あなたの世界のために、何を成し遂げるか、って感じかなって思います。

「あなた、やればできるんだから、ここまできなさいよー!」

って、宇宙から言われてることかもしれません。

 

そして、生まれてくるときに、そう設定していることかも、ですよね。

 

そうすると、それはただ、楽しいことというわけではなくなってしまってるかもです。

苦しいことかもしれませんね、登山みたいに。フルマラソンみたいに。

でも、魂はやりたいってことですね。

だから、この人生で、成し遂げること。って考えてもいいのではないかなって思います。

 

ちなみに、肯認学のテキストに、

「人事を尽くす」、「人事を尽くして天命を待つ」と出てきますが、

この際の「天命」は、サレンダーって感じですね。

やれることを、精一杯やったのであれば、あとは天に任せよう、って感じです。

 

 

最後に、使命です。⁡使う命、って書きますね。

この命を、どう使っていくか。

 

そう考えると、

運命、という、命をどこに運んでいくのか、も、「使命」になるかもですね。

 

どう命を使っていくか。

そしてこの使命は、天命に向かって使う命だって考えてます。

 

日常でも、使命って言葉は使ったりしますよね。

自分がやらなくてはならないこと、果たさないといけない努め、と言った意味で使ったりします。

 

そういったことから踏まえても、

自分の人生、生きている間に、この命をどう使っていくかってことですね。

 

英語で言うと、ミッションです。

ミッションというと、ミッションインポッシブルを思い出しますね。

極めて不可能な任務、っていう意味だと思うんですが、

 

ミッション、っていうと、なんだかいろんな思いが出てきますね。

多分わたしだけかもですが。

 

運命と使命は変えられる。如何様にもなる。

自分次第ってことなんです。

 

しっかりと、自分の命を受け止めて、肚を括って、

さあ、どう生きていこう、この力として使うのが、「使命」かもですね。

そうすると、「使命」って、とっても大事ですね。

 

こういったことを、抽象度高く、とても高い視点から考えることができると、

なんだかいろんなことが楽しいな、って思えったりします。

目の前のことに翻弄されず、自分の人生をしっかりと受け止めることができる。

この力も、自愛で養っていくことができますね。

 

今日は、そんな、四つの命「めい」について、お届けしてみました。

 

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