真実のパートナーにたどりつくまで
例えば、10代のとき。
結婚するまでセックス なんか絶対しないって思ってた。
本当に本当に彼のことが好きで、
「もし彼が死んだら、わたしも死ぬ」
って思ってた。
そのくらい彼が好きで、
彼しかいらなかった。
(と言いながら、修学旅行に行って他の人のこと好きになった。笑)
例えば、20代のとき。
好きな人とも、好きになりきれない人とも、
いろいろおつきあいした。
「わたしにとっての本当」って
何だろうってずっと思ってた。
そうこうしてるうちに、
大好きな人と結婚した。
でもこれは、わたしが大好きなだけであって、
わたしの本当のしあわせじゃなかった。
何だか、ボニーとクライドみたいな、
そんな刹那的な「とき」だった。
すごく大好きだったけど、
死ぬまで一緒にいる人ではない気がして、
割と一方的にさよならをした。
例えば、30代のとき。
絶対にしない、って思っていた
「不倫の恋」をした。
わたし以外の女性がいる男性なんかと、
死んでも付き合わないって思ってたのに、
いとも簡単に、恋に落ちた。
他人のものをとったり、
他人につらい思いをさせたりするのが
本当に好きではないわたしが、
よくもまあ、ひどいことをやったものだと思う。
でも恋のスタートは、とてもわかりやすく、
「別居している」
「上手くいってない」
「もう別れようと思っている」
はたまた、
「バツイチだ」という嘘から始まったものもある。
ほんと、とんでもない嘘つき。(笑)
でもこれも大事な経験。
痛い思いもたくさんして、
人間の幅が広がった。(最近は横幅も。)
例えば、40代。
40になる前に、犬のように懐いてくれた男性がいて、
「不倫の恋は良くないよ」と、
束縛モラハラ男から、卒業させてくれた。
その後、別れた不倫の彼から、
嫁の名前を使って訴訟を起こされたりと
いろいろありましたが、
それも本当に、わたしの人生において、
経験と、どんなことがあっても、
けっこう大丈夫だね、という、
そんな確かな足跡になってくれました。
その後も、まあいろいろあるんですが、
結局、
「わたしはどんな人と、余生を過ごしたいの?」
という究極な質問をしたときに、
数年前は、
頭が良くて、スタイルが良くて、背が高くて、
かっこよくて、ギターが弾けて、車の運転が上手くて、
頼れて、力持ちで、スポーツ万能で、
仕事ができて、経済力があって、何でも知ってて、
友達が多くて・・・
とか、いろんな項目があったんですが、
結局いろんな人と付き合ってきた結果、
自分が一番、こういう人と一緒にいたら、
心が落ち着いて、楽しくて、笑ってられて、
何より、
「嫌な思いをしなくていい」って、
・・・上に羅列した項目じゃないな、って
思うようになって。
そうして、
じゃあ何が、わたしにとって、大事なんだろうって
考えたとき、
笑ってられる
嫌な顔しない
一緒にわたしの苦手な家事をやってもらえる
一日中テレビ見ない
人の悪口を言わない
他人に優しくできる
そして優しい人
というのが残りました。
結局ここにたどり着いたのは、
上にあげた項目を求めて、
そういう男性と付き合った結果、
でもやっぱり大事なのは、
優しさと、笑顔と、安心感
というところにたどり着きました。
(わたしはね)
経済力は2人で作っていけばいいし、
車の運転は、わたしが結構うまいし、
仕事もやれば結構できるし(笑)
こうやって、自分が本当に一緒にいて幸せな人って、
少しずつ、変わってきます。
もちろん、経済力や、見た目を、
譲れない方もたくさんいると思います。
譲る必要も、あきらめる必要も全くないです。
好きなものは好き!と、貫くべきです❤︎
貫けば、絶対に手に入ります。
今回は、
その、自分の「欲しい」条件を、
なんど見直してもいいんですよ、ってお話なのです。
この、理想のパートナーの条件というか項目は、
少しずつ変わっていきます。
なぜなら、外の世界の全ては、
あなたの中にあるものの投影だから。
自分の中が満たされていけば、
少しずつ、愛の見方も変わってきます。
そのときに、
過去の好みに執着せず、新しい世界に、
どんどん飛び出して見てください。
今まであなたが、眼中にもなかった、そんな人の中に、
あなただけの王子様が隠れているかもしれないですよー❤︎