大好きなのに、大嫌い
恋愛をしていると、大好きなのに、「もういい!別れる!」とか、意味のわからないことを言い出したりしますよね。そんな人、多いと思います。なんで、大好きなのに別れたくなっちゃうかというと、本当に本当に、後に戻れなくなるほど大好きになってしまって、彼(彼女)なしではいられないくらいとにかく愛し過ぎてしまって、そうなってから「別れましょう」とか言われたら嫌だから、今のうちから、別れといたほうがいい!!って、ほんと意味わかんないですよね。(笑)
「ほんとは、あんまり本気じゃない」とか言われたくないから、「わたしはあなたがいなくても、大丈夫だから」とか、全然平気なウソの態度を装ったりして、ほんと意味わかんないです。
心のそこにあるもの。それは、
大切なものを無くしたくない、無くしたときの喪失感が怖い。
意味わかんない行動を起こす原因は、これですね。
また、愛されているのかどうか不安になりすぎて、相手の愛情の深さを確認する言動として「別れよう」というケースもありますね。
相手の「別れなくない」「そんなのは嫌だ」という言葉を聞いて、安心しようとするケースです。
そして、本当にさよならしたいのは、彼(彼女)ではなくて、今、不安になっている、あなたのその「恐れの感情」とさよならしたいんです。
過去の喪失体験や、無価値感・罪悪感が元になっている
恋愛を進めていくと、ある到達点があるんですね。
ここから先に行ったら、もう戻れないよ
っていう、自分が設定する地点。後戻りができなくなる地点です。
こんなに愛し過ぎたら、彼(彼女)がいなくなった時、自分は正気を保てなくなるのではないだろうか?と、心配するほど、彼(彼女)のことを、愛してしまう、その地点。
いいんですよ。そのまま愛せば。
本当に大切なものなら、自分が傷ついても大切に守ったほうがいいんですよ。なのに、怖くて怖くて、相手のことを信じられなくて、
「だって、他にいい人できたら、そっちに行っちゃうよね」
「だって、本当の好みのタイプは、わたしみたいなのじゃないよね」
「お金持ってる人だったら、そっちのほうがいいでしょ」
「おっぱい大きいほうがいいんでしょ」(これはわたしの心の声)
常に、パートナーの愛を疑っちゃうんですよ。
これはね、本当はパートナーの愛を疑っているんではなくて、本当は、自分自身を疑っているのです。
過去の喪失体験から、「どうせまた居なくなるでしょ」「わたしにしあわせなパートナーシップが手に入るわけがない」
無価値感から「こんなわたしがしあわせになれるわけがない」
罪悪感から「こんなダメなわたしには、きっと罰がくだるはず」
といった、いろんな思い込みから、これらを、自動的に起こしちゃうんです。そして、この思い込みから、あなたは好きなだけ自分の事を責めたりします。
家族を苦しめた
家族を笑顔にできなかった
過去のパートナーを傷つけた
ひどいやつだと罵られた
あなたがあなたのパートナーに、愛を送ることができなくなっている時、あなたは、これらの、過去の産物にとらわれてしまっていて、本当にあなたが大切なもの、あなたの中の大きな愛から、目を背けてしまっている状態です。これらは、誰もが陥りやすい罠。自分の愛を信じられず、自分自身を疑い、自分を責め続けている。
止めてしまった愛は、流れを失って、行き場をなくして、滞ってしまう。
そしてそれらは、投影の法則により、あなたの内面を、彼(彼女)に映し出し、相手の愛を信じられず、相手を疑い、相手を責め続けている。
と、こんなことが起こってしまいます。
「いま」のパートナーを見つめてください
あなたが、しあわせが怖くなったり、パートナーシップが怖くなった時、見るべきところは、
「イマココ」 です。
あなたが、パートナーシップで問題を起こしたり、相手のことを信じられなくなっている時、それらは必ず、過去のあなたの体験が紐づいています。「過去のつらかった経験」「過去の別れや拒絶」それらが、必ず紐づいています。
だから、パートナーに対して、「本当は好きなのに別れたくなった」という気持ちが発生したときは、今のパートナーをしっかりみてください。今のパートナーの好きなところをしっかりと認識すること。なぜ別れたくなってる?なにがイヤ?なにに頭にきてる?ほとんどが、「大切にされていない」って思ったときだと思います。ハートブレイクが起きてしまうんです。
でも、これ、本当は、過去のハートブレイクを、今のパートナーに当てはめているだけなのです。
もう失敗したくないよ
もう泣きたくないよ
もう悲しみたくないよ
この、過去の気持ちが、今、防衛として発生して、しかも、短絡的な「別れよう」という行動を選択しているだけ。愛することをやめようとしたとき、なんと!今まで大好きだった人の、「あら探し」や「嫌いなところ探し」を始めてしまいます。
( ゚д゚) !!
そして、「ほら、あんまり好きじゃない」っていうエビデンスを作ろうとするのです。
さらに、「わたしは、今、あなたの事があんまり好きじゃないけど、それでもあなたは愛してくれるの?」って(気持ちを胸に秘めた)態度で、相手にサイレントな攻撃をします。挙句、あまりの怖がりさんは、「あなたがちゃんと愛してくれるというのだったら、わたしも愛してあげてもいいよ」という、条件をつけた、一体何者なんだ、と、半ばマウントしたりもします。おかしな愛情表現ですよね。
コミットメント、腹を括る
あなたが愛する人を、ちゃんと愛そうとしたときに、恐れが出てきてしまったら。その恐れは、過去からの影響である可能性が高いことと、本当に大好きだから、こんなに怖がっているんだな、って、あなたの中の、溢れて「ダダ漏れの愛」をみてください。交換条件なく、愛がダダ漏れしてる人、そんな人を、嫌いな人なんて、いますか?いないと思いますよ。
愛がダダ漏れている人は、全ての人に愛されます。ダダ漏れも相手じゃなくても、止められない愛は、周りもしあわせにします。
だから、ケンカしても、背中を見せて退場しようとしないこと!!過去の出来事に紐づけてみてください。該当するような、過去のハートブレイクが出てきたら、「これ、あんときのだー!!」って、すかさずラベルを貼ること「21才のときに、フラれた時のやつ」とかです!!今のじゃない、っていう、しるしをつけるんです。そして、少し落ち着いたら、今まで通り、パートナーの良いところをしっかりと見つめて、愛を再確認してください。
愛を止めない
愛することに条件付けをしない
なにがあっても、相手を愛する。
結婚式の宣言と一緒ですね♡
あなたのこれからのパートナーシップが、少しずつ、大きな愛に変化しますように。
応援してます ٩( 'ω' )و ♡