肯認学 LOVABLE WOLD METHOD

自然な貴方をそのままでいいよという、優しい話を聞くことができました

誰もがみんな 自然な貴方が大好きなんです

まとめ

過去の小さな出来事で、自然体でいられなくなってしまうってことが起こります。その不自然さは、ありのままの自分ではいけない、他の誰かのようにならなければ愛されない、って感じたりします。そうするとずっと愛されないという「やっぱり」探しを続けたりします。これはとっても辛いです、という話をしています。

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本日はちょっと雑談です。

 

本日はチェーン店のカフェへ行きまして、

コーヒーのお供に、ちょっとランチでハムと卵のマフィンを食べましたら、

卵が脇から流れ出てしまって、

ちょっとした惨事でした。

 

めっちゃくちゃ鮮やかな黄色で、どんなことしたらこんな綺麗な黄色になるんだろう

って思ったけど、

黄身がしっかりした卵は、確かに思いがけず黄色のスクランブルエッグができるなー

とか色々考えた、そんな昼下がりでした。

そして、一口噛むたびに、横からだらだらと流れ出る卵を指ですくいながら、

隣の会話にふと、耳が止まりまして。

 

 

実は、そのカフェの定期面談だったようなんですね。

一人は、店長さんで、一人はバイトさん。

 

実はそのバイトさんは、海外の方で、

「日本語勉強しようね」「イーラーニングもあるよ」

などと、店長さんから色々教えてもらってたんですが、

わたしの横に座ってる店長さんは小柄なんですが、

バイトの女の子は、身長も高そうで、なんにしても姿勢が良い。

姿勢が良すぎて、さらに大きく見える、

なのに、とても謙虚で、真面目で、日本語も片言で、

ただただ一生懸命な感じがめちゃくちゃ伝わってくるんですね。

 

そこで、店長さんが、

「今期3ヶ月間の目標って、何にする?」って聞いてて、

彼女は、うーん、って悩んで、

「うーん、じゃあ、これで」って、面談シートを指さしてたんですが、

その面談シートには、

「日本語を覚える」って書いてあったんですね。

なんか、微笑ましいなーって思って、耳に入ってくるものを、

そのまま心地よく聞いてました。

 

そして、店長さんが、

「よし、じゃあ、頑張ろうね」

「他に何か心配なことある?」ってことで、話が終わるかな、って思ったら、

彼女は、「笑顔が・・・」って話し出したんですね。

「店長さんは、笑顔が、できる。わたしは笑顔ができません。」と。

 

よくよく話を聞いていると、

彼女はモンゴルの出身らしく、

おばあちゃまか何かに、モンゴルの女性は、あんまり人前で笑顔は良くないって

躾けられたそうなんです。

だから、笑顔が大切ってわかってるけど、

日本人のように、笑顔になれない、ってお話だったんですね。

 

横で、話を聞きながら、

そっかー。でもここ日本だし、笑顔でも怒られないし、

接客業は笑顔が仕事の一部でもあったりするし、

どうなんだろうなーって思ってたら、

店長さん、

でも、「〇〇さんは、いつも私たちと会話してる時、笑顔だよ!」

「わたしは笑顔が出てない、怖い顔してるとか思ったことないよ! だから、そのままでいいんだよ!」

「あと、気になるなら、口角あげるといいよ!口角あげるだけで笑顔に見えるよ!」

「でもそのままでいいよ!」

って言ってて、

あー、なんて優しいんだろう、、ってめちゃくちゃほっこりしました。

 

そして、最後に、店舗の目標を再確認して、

「従業員お互いに支え合って、助け合いましょう」というのだったんですが、

店長さんが決めたらしく、これもなんだか彼女らしいというか、

そのバイトさんを応援している彼女らしいというか、

なんだかほっこりして、

そして、

「じゃあ最後に、〇〇さんは、他の従業員の人たちのために、何ができる?」

って聞いて、

二人で、新しいドリンクのレシピの確認と、作り方練習

(会話だけ)をしてました。

お二人とも若かったけど、

なんだか、そのカフェを、そのチェーン店を、

とても応援したくなりました。

 

なんか、とっても自然だったんですよね。

どっちも無理してない、どっちも押し付けてない、どっちもお互いを尊重してる。

自然って、ほんと大事だなーって、

改めて思った、そんな出来事だったんです。

 

 

肯認学で、対人関係においての、自然体と、不自然さの違いについて学びます

不自然になってしまう原因って、過去の小さな出来事だったりするんですが、

それが元で

「嫌われないようにしないと!」とか

「なんとなく嫌な感じがする。」

「気をつけた方がいいかも、なんか怖い」とか思ったりするんですね。

そしてそれによる反応が起きます。

睨みつけるとか、ビクッとするとか、隠れたり、逆に気に入られようとへつらったりとか。

そして、他の自然な人を見て、

「なぜ、他の人は自然にできるんだろう」って、理由を探し始めたりするんです。

 

可愛いからかな?賢いからかな?

人懐っこいからかな?って、

一生懸命努力したり、または、完全に諦めて無気力になったり。

そんな幼少期、学生時代を過ごすと、

大人になって、「ほら、やっぱりね」っていう、ハートブレイクのやっぱり探しを始めるんです。

 

人間の脳の仕組みは、間違ったことでも、「正解」が快感なんですね。

「ほらね、やっぱりダメだった」ということでも、それが「正解」なら、

ドーパミンが出るんです。

予測が当たれば、それが悪いことでも、脳は快感なんです。

可愛い子が愛されるんだ、と思えば、整形に走ったり、

摂食障害とか、占いにはまったりとか。

そんな感じですね。

 

これは肯認学のセッションにより、

思い込みを解放していくと、悩みにフォーカスしづらくなって、

やっぱり探しがなくなっていくんですが、

本当に、人が自然でいられるっていうのは、とても大切で、

そして、ちょっとしたことで、自然でいられなくなる可能性があるんだな、って思ったんですね。

 

今日、バイトの女の子が、店長さんに、

「それでも笑ってください」って言われてたら、

彼女は、なれない国で、一生懸命他の誰かのようにならなくては、って、

自然な自分でいることよりも、笑う努力をしたと思うんです。

 

でも、普通に会話している時、笑ってるよ!そのままでいいよ!って、

その店長さんが言った言葉は、

本当にバイトの彼女をまるっと受け止めた、

優しさと、寄り添いだな、って思ったんです。

 

彼女は、自分を大切にして、「笑顔になれないんです」って正直に話した。

そして店長さんは、彼女の自然を、そのままでOKとした。

取り繕わなくていいよ、と伝えてあげた。

とっても愛だな、って思いました。

そして、そんな店長さんのもとで働ける彼女は、幸せだなって思いました。

そして、わたしはそのお店を応援したくなりました。

 

愛の場所から、発すること。

そして、自分も、誰かも、自然でいられるようにすること。

そして、わたしも自然でいること。

どれもめちゃくちゃ大事だなって思いました。

今日は、そんな優しい時間に小耳に挟んだ、愛のお話でした。

 

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