インナーチャイルドとは
『大人になっても、ココロの中に住んでいる、傷ついた子供の頃の自分』
と思ってもらうと、少しはわかりやすいでしょうか?
インターネットで調べると、「内なる子供」とも言うそうです。
わたしは幼少期に、全く気づいてませんでしたが、相当傷ついており、
自分の愛の大きさのみで「ぜんぜん平気!!」って成長してきた、ちょーナイスなアダルトチルドレンでした。
ガマンしまくりで自立しまくり
子供のときに、子供らしい子供でいられず、早々に大人になり、
ちっちゃい頃の寂しかった気持ちは、うーーーーんとガマンして、
いつも「ニコニコ」していたわたしは、当たり前のように反抗期もありませんでした。
普通に両親が揃って、ちゃんとしたお勤めをしている父親で(または両親で)、当たり前のように夜は家族で団らんで食事をしてテレビを見る、、、
といった、絵に描いたような一般家庭とは大きくかけ離れていた我が家は、
一人っ子のわたしは夜に一人で留守番させられ、
ご飯もひとり
お風呂もひとり
食器を洗うのもひとり
寝るのもひとり
なんでもひとり
なんて、生活をしていました。
でも、ここで感情なんか、爆発させられないのですよ。
『さみしい』とか『かなしい』とか『こわい』とか感じたらダメなんですよ。
なぜかというと、「よしよししてくれる大人」がいないからです。
受け止めてもらえない感情は、一人のときに出してしまうと、恐怖が何万倍にもふくれあがってしまうからです。
それはもう、ハンパない恐怖です。
オバケなんかいないーーーーっって走って帰る状況に似てるかもしれません。。(笑)
そうすると、ひとりで過ごす術として、
「感情と感覚を感じないようにする」(感情感覚を切る)ようになってきます。
感情と感覚を抑えこんできた子供
そんな幼少期の子供時代に、傷ついていないわけがないです。
でもずっと「わたしは大丈夫!」ってやってきたので、
そんなわたしは、なかなかインナーチャイルドを見つける(見る)ことができませんでした。
『では、インナーチャイルドワークをします~ 傷ついた子供のころの自分を想像してください~』
って言われても、一瞬は出てくるけど、一瞬で去って行ってしまうのです。
全くもって捕まえられませんし、見つける事も出来ません。
仮に、「そこにいる」という想定にしても、
全くこっち見ませんから、顔も見れず表情もわからず、
何を働きかけていいのかわからないのです。
インナーチャイルドの見つけかた
自分を癒やすために、
アダルトチルドレンから抜け出すために、
より良い人生に向かうために、
この「子供の頃に傷ついた自分(インナーチャイルド)」をちゃんと認識することがものすごく大事なんですが、
ベースが、
「わたし? ぜんぜん平気!!」
で生きてきたため、このスタンスを変えるのは相当大変でした。
『だって、本当に大丈夫なんだもん』
・・・この思い込みがなかなか打破できない。(笑)
いろんな心理学の先生に働きかけてもらいましたが、そうとう時間がかかりました(コツがわからなかった)。
インナーチャイルドの見つけかたは、
「本当は、子供の頃に傷ついていた」ということをちゃんと認識して、
「何で傷ついたか」
「そのときにどんな気持ちになったか」(かなしい・さみしい・こわい)
ということを、しっかり思い出すことが必要です。
①気づく ②思い出す ③感情を感じる の3ステップ!
壮絶な幼少時代を送っているほど、
この子供のころの「傷ついた原因」なんて、思い出せません。。
記憶喪失という、保護機能です。
抵抗が出てくるし、そもそも記憶の彼方に抹消していたりします。
なのでそうとうなトレーニングが必要です。
でも、この傷ついた子供の自分を、自分の子供や親戚の子供のように、抱きしめて、承認してあげて、安心感をあげて愛してあげることで、
「自己承認」の力がついてきますし、「自己肯定感」が上がってきます。
そうすると他人からの承認を気にする必要もなくなってきます。
自分の人生は、自分で進めることができるようになってきます。
最高の人生へ、自分の人生をどんどん進めて生きましょうʕ•ᴥ•ʔ♡