宇宙の法則

仏教と思考の現実化〜妄想に気づいて!【宇宙の法則】

仏教って結構おもしろいっぽいです。むずかしいけど。

まとめ

仏教心理学というか、仏教。仏教はずっと昔から自分の内面が現実世界になっていると説いてきてるんですね。量子力学の思考の現実化と同じです。なので、自分の内面を整えるために、良い行いをして、善業を貯めて良い世界にしましょうということです。

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本日は、仏教心理学です。

心理学なんですけど、とっても宇宙の法則なんです。

 

とってもシンプルなんですけど、深すぎて、迷います。

どう迷うかというと、最終的に、「よくわかんない」ってなる方が多いかもです。

 

でも、今日、本当にわかりやすく伝えられたとしたら、

多分、たくさんの方が仏教に興味を持たれると思います!

だけど、どうでしょう、わかりやすく伝えられるかなー、と、

あんまり自信がありませんが、面白いのでいってみましょう🎵

 

先に、どうでもいい豆知識をお伝えしておくと、

ブッダと、お釈迦さまと、釈尊と、ゴータマシッダールタはおんなじということです。

 

そして、前回の配信で、

般若心経を作ったのは、お釈迦さまと伝えてしまいましたが、間違えでして、

わたしたち世代はとても懐かしい、西遊記というドラマで見たように、

三蔵法師が、天竺(昔のインドあたり)に行って、

般若心経の基になる、仏教の経典を中国に持ち帰ったと、

それを聖徳太子が派遣した小野妹子が、中国から日本に持ち帰って、

そしてそれを空海が、または最澄が日本語に訳したらしいです。

全然本当かどうかわかりません。

 

日本の歴史(世界史も)苦手で、難しい漢字を見ただけで、拒否反応が働くので、

我ながら今回、よく頑張って調べたなーって思います。

また、これも間違いがあったら、ごめんなさい。

興味がある方は、ご自身で調べてみていただけると嬉しいです。

 

 

ということで、今日、本当にお伝えしたいのは、

仏教においての「認知から心の反応」までの流れ。

と、自分の内側の現実化、です。

 

簡単にいうと、人間の感覚器官で受け取った刺激が、

どう流れて心が反応するか、ということです。

 

そして、たどり着くのは、完全に、問題は今起こっているわけではなく、

全て妄想だってことなんですね。

そして、その妄想が、色々な苦しい感情を生み出している、ってことなんです。

 

そして、仏教は、ずーっとずーっと昔から、

「1人一宇宙」なんです。

量子力学の世界で、この世は仮想現実、とかいう前から、

ずーっとずーっと前から、1人1宇宙なんです。

 

この世界は、私しかいない。

全て、私の思考、心の動きが現実世界を生み出しているってこと。

ここまでの話でも、結構難しいですよね。

 

量子力学とかの、宇宙の法則でも難しいのに、仏教ってなんなのって感じですが、

専門家じゃないので、ざっくりになります。

 

また、本日の配信に出てくる言葉、ちょっとむずかしいっていうか、

音で聞いても分かりづらいので、興味があれば、後でブログ見てみてください。

 

 

仏教では、

五感(正しくは六感)で感じるものを、感覚器官で受け取って、

そこでさらに意識にするかどうかを判断して、

意識にする!と判断してしまったものを、

自分の心の背景となっているもので、反応してしまいますよ、という、

認知から心の反応までの流れの教えがあります。

 

投影みたいな感じですね。

ハッピーな時は、道を歩いてる人、みんな幸せそうに感じる。

すごいむかついてる時は、みんなばか!って思う。

 

例えばなんですが、

博多弁で「あ?」っていうの、ただの返事というか、

「え?なに?」っていうのとおんなじなんですが、

関東の人には結構評判悪いんですよね。

「あー?って言わないで」、とか「あーって言うな」といか言われるんですけど、

これも、その人の反応ですよね。

ただの「あー?」なんですよ。

だから関東の人って、西の言葉苦手な人が多いんですかね。

心の背景に、なんか苦手だなーってのを、持ってるのかもしれないですね。

 

博多のひとは、

「何ー?もう一回行ーいってー?」ってとる人がほとんどです。

 

そんな感じで、自分の内側で、どう反応するか、というのを、心で決めているってことなんです。

反応系は3つくらいに分かれているようで、

①後天的なもの(価値観・世界観・物の見方)

②刷り込みのプログラム(親とか環境とか)

③DNA情報などの、生命の根源的プログラム

やー、難しいですね。

 

要するに、脳科学のことも仏教で解かれてるってことです。

 

入ってきた情報を、自分の情報で反応すると。

同じ綺麗な白系のお花を見ても、

「花嫁さんみたい!」という人と、

「仏さん用の花みたい」という人といますよね。

自分の情報での反応です。

 

 

では仏教の話に進みます。

情報から反応まで、おおもとになるの、6個ずつなんです。

色、声、香、味、触、法 です。シキショウコウミソクホウと読みます。

これは刺激みたいなものですね。六境とも言います。

 

これに反応する、

眼、耳、鼻、舌、身、意、これは、感覚受容器です。

これに、根っこの「根」とか、門扉の「門」とかつけたりします。

さっきの刺激をどこで受け取るか、ですね。

 

例えば、「匂い」は、反応・六境の「香」で、それを鼻門が受け取ります。

 

で次に、触るという字の「パッサー」が、その情報ってなんなの?

この情報っているの?

どこで受け取るの?

って、必要なものだけをチョイスします。

 

 

なんか、毎日脳みそは6万ほどの思考が働いているんですが、

全ての情報を処理しているわけじゃないんですね。

スーパーとかにいて、全部の情報入ってきたら大変じゃないですか?

買いもしないのに、全メーカーのマヨネーズと、そしてサイズと、そして金額と、

または、ふりかけの種類とか、

いらない情報は欲しくないわけです。

 

スーパーに行ったら、ぽーぽーぽぽぽぽ ポポーポポポポって流れてると思うんですが、

意識してないと、歌にも、アナウンスにも気づかないと思うんです。

そんな感じですね。情報を選択してます。

 

そして、選ばれた情報だけが、「識」に触れて、

初めて「意識」が発生します。

 

多分ここで本気の選択をしていると思うんです。RASとかスコトーマとか。

で、この「六つの識」、意識の識ですね・六識は

眼識(見た)、耳識(聞いた)、鼻識(におった)、

舌識(味がする)、身織(感じる)、意識(考えた・妄想した・イメージした)

どれに該当するか、って判断されたものが、意識として上がってきます。

 

で、実はここが、後ほどお伝えするんですが、6個じゃなくて、8個なんです。

今の6個に、末那識と、阿頼耶識です。

で、合計8個。

 

そして、快・不快の「受」と、知覚が入る「想」があります。

いい匂いがした、コーヒーだと思った、って感じです。

 

そして、その後に尋(じん)ヴィタッカ、という動きがあるんですが、ここで絞り込みをして、

過去データに紐付けて、心が動くってことなんですよね。

 

コーヒーの匂いがした。

ひどい。コーヒー嫌いなのに。コーヒー嫌いって知ってるのに。

嫌がらせ!?

と思っちゃうとかですね。本当に、自分固有の心の背景による反応での絞り込みです。

 

なので、対象・情報を、感覚器が受けて、これいるの?どうなの?

これって、あれじゃーん、ってやるまでは、めちゃくちゃ早いんですよね。

情報が入力されて意識に上るまで、本当一瞬です。

 

人は、何かの現象に出会ったとき、どんな連想が飛ぶかで、

心の癖、煩悩の傾向というのがよくわかるそうなんです。

 

ここが、「自分なんて」とか「私ってダメだな」ってなる人と

「別にいいんじゃん」「大丈夫」ってなる人の違いとかってなってくるのでしょうか。

 

さっきのコーヒーの話ですよね。

ひどい、傷つけられたと思うのか、

ああ、コーヒー苦手だから、誰かに飲んでもらおうかな、って思うのか、って感じです。

 

そして、この反応系のところで、ちゃんと気づいて、

それをちゃんと

「これ、ただの反応で、妄想ですから」って気づけるようになれば、

楽に生きれる人生になるんですね。

 

これ、めっちゃ重要です。

ただの、妄想で、まぼろしなんです!

事実ではないんです!

 

コーヒーの話で言うと、

事実は、「自分の目の前に、コーヒーが出てきた。」

これだけです。

 

 

ブッダの瞑想と言われる、ヴィパッサナー瞑想でこのように言われてます。

「思考を止めて、事実をありのままに観ることができれば、

一切のドゥッカ(苦)から解放される」

要するに、

苦しみの原因は妄想で、その妄想は瞬間瞬間の事実に気づくことで止められる、

ってことですね。

 

誰も、コーヒーで嫌がらせをしようとしているのではないということです。

 

思考がはじまった瞬間に、「これは妄想」「これはただのイメージで事実ではない」

とラベリングできれば、思考を止めることができるってことなんです。

 

ヴィパッサナー瞑想では、この気づきのことをサティって言いいます。

なんだ、サティがある、ヴィパッサナー瞑想って、めっちゃいいじゃん!って思ったんですけど、

殺生がダメなんですよ。

虫も殺せない。

もちろん、お肉食べれません。お魚もね。

瞑想している期間だけかもしれないですけど、

私にはちょっと難しそうって思いました。

 

なので、気づくだけでいいですよね。

マインドフルネスはとてもいいと思います。

わたしはできてないですけど。

 

こういうのを極められる人って、本当かっこいいなーって思います。

思考を外す、ことは、本当にいいんですよね。

頭空っぽになるって、最高みたいです。

 

気づくだけでいいというのは、いろんなことに共通します。

自愛もそうです。

こんなに苦しかったんだな、こんなに傷ついてたんだな、って

気づくだけで、苦しさから解放されたりします。

 

 

なので、ここは重要、テストに出ます、って感じなんですが、

基本、ネガティブなことで苦しんでることすら、妄想で、まぼろしです。

実際に起きてなくて「こうなるかもしれない」という妄想で苦しんでるからです。

 

そして最後に、1人一宇宙の話。

世界中の人、世界に何十億って人がいるっていうのも、

自分が作ったエキストラかもしれませんが、

仏教では、全て自分の阿頼耶識が、この世を作っているっていうんですね。

なので、1人、一宇宙。

 

唯識思考というそうですが、

横山紘一(よこやま こういつ)さんの、「唯識の思想」という本があるんですが、

要約サイトで、めっちゃわかりやすくまとめられてました!さすがです!

  • 私たちは「自分」や「もの」が存在していると考えているが、あるのはただ心の働きだけで、「自分」や「もの」は存在しないと考えるのが唯識思想。
  • 「自分」や「もの」への執着を捨てることで、他者との対立やお金、地位への執着から生じる苦から解放される。
  • 物事の全ては心の深層にある阿頼耶識から生じる。善業によって阿頼耶識は清められ、悪業によって濁る。阿頼耶識が濁ればその人の世界も汚れて暗くなる。善い行いをすることは自身の世界を清め、自分のためにもなる。

要するに、自分も存在してないので、「無我」だそうです。

 

で、末那識は、簡単にいうと、エゴです。自我・煩悩・思考。

そして、阿頼耶識は、自分の行いがずっと貯められてる、永遠のエネルギーというか、

うーん、説明がうまくいかないですが、

 

阿頼耶識は、思いと、業、カルマが蓄積される「蔵」だそうです。

で、この阿頼耶識にあるものが、自らの運命を生み出す、って言われてます。

 

で、この行い、業は、種子、仏教では「しゅうじ」と読むそうですが、

種子として阿頼耶識という蔵に蓄えられるようです。

 

ようするに、潜在意識というのでしょうか。

良い行いをして、良い業を積んでいけば、良い世界に。

悪い行いをすれば、悪い業が蓄積されて、苦しい世界になるということです。

これが因果応報なのですね。

自分がやった悪い行いが、自分の運命として苦しいものとして帰ってくる。

 

これも、縁起ですね。

偶然はなくて、全て必然。

風が吹けば桶屋が儲かる的な、一見なんの関係もなく見えるものも、

ちゃんと影響してくるってことです。

そしてそれは仏教では、わかりやすく、因果応報という。

 

身口意の一致とか言いますね。

口でいいこと言ってても、心の中で、バカボケカスって言ってたら、

それは一致してないので、良いことにはなりませんよ、的な話ですけど、

 

仏教では、

心で思ったことを「意業(いごう)」

口で言ったことを「口業(くごう)」

身体で行ったことを「身業(しんごう)」

と言って、カルマとして帰ってくると考えらえています。

 

これも、思考の現実化と一緒ですね。

 

なので、

全然まとまってないし、なんなのって感じかもしれないですが、

ずーっとずーっと昔から、仏教は、

自分の心の反応、身口意、業が、自分の人生になるよ、って言っているわけです。

 

現実なんてものは存在してなくて、ただただ自分の心の働きだけ。

量子力学の、観察しないと(意識しないと)

何もなくて、ただ量子が粒で、波で、空気中をふよふよしてるだけ

っていうのと、同じですね。

 

外に、何を、どんな思いを、どんなものを放射しているか、です。

 

だから、いつも感謝の気持ちで、愛の気持ちで、

良い言葉を使って、いつも整えておく。良い種を蓄えたいですね。

 

こういった話が、多分、

やっと科学(量子力学・仮想現実)が仏教に追いついた、

と言われているところではないかと思います。

 

本当、へーって思うことたくさんなので、

お暇な方は、いろいろ本を読んだり、ネットで見つけてみてください!

久しぶりに長くなってしまいましたー。

また何か見つけましたら、お届けしますね。

 

まとめ

仏教心理学というか、仏教。仏教はずっと昔から自分の内面が現実世界になっていると説いてきてるんですね。量子力学の思考の現実化と同じです。なので、自分の内面を整えるために、良い行いをして、善業を貯めて良い世界にしましょうということです。

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