心理学

怖れの手放しかた 〜怖れはなくならないのです

怖れは過去からの警告

例えば仕事。

転職する

やったことがないことにチャレンジする

初めて自分の商品を売る

初めて接客をする

初めて自分の力で機械を動かす

プレゼンをする

部下に指導する

いろんなことに立ち向かうときに、

様々な怖れが出てきます。

「失敗したらどうしよう」

「うまくいかなかったらどうしよう」

「笑われたらどうしよう」

「バカにされるかもしれない」

いろんないろんな思い(エゴの声)が

出てきますが

いま、わたしたちに起こる「怖れ」は、

過去の記憶や経験からの、警告だったりします。

「そっちに行ったら、ケガするかもよ!」

の、警告です。

自分の身を守るための、心のブレーキなのです。

だから、「怖れ」はあってあたりまえなのです。

怖れは手放せる?

わたしたちは、わりと、

まだ起こってもないことに、想像を膨らまし

ものすごい妄想の力で、不安を増殖させたりします。

特に「恋愛」においては顕著です。

 いつかいなくなったらどうしよう

 嫌われてしまうかもしれない

 他に好きな人ができてしまったらどうしよう

 うにゃうにゃうにゃ・・・

まだ起きてもない、不安な出来事に、

どんどんひっぱられてしまいます。

でも、今、ふたりの間がしあわせな関係であるならば、

本当は不安はいらない。

だけど、いつも不安や怖れが出てきて、

心の中は、怖さでいっぱいになる。

・・・夜も眠れなくなる

ゴキちゃんを好きにはなれない

わかります?

「怖れを手放す」について、

「Gくん(ゴキちゃん)」で説明してみますね!!

「ごきぶりがきらい!!」

「見るだけでどうしていいかわからなくなる!!」

「殺すこともできない!!」

「色がきらい!!」

「どこに動くかわからなくて、恐怖でしかない!!」

この「Gくん」、

まあ、苦手な人多いですよね。

「Gくん」を、怖がらないようになる

「Gくん」を、いつか普通に見れるようになる

「Gくん」と、共生できるようになる

( ゚д゚)!!!!

いやいやいやいや、無理でしょ!!

怖れって、これとおんなじなんです。

過去に起こったこと、経験したこと、

過去に知識として取り入れたこと、

そこからわたしたちは、「怖れ」を感じるようになります。

できる限り、そのときの怖さを

もう二度と味あわなくていいように

心の防衛本能が働くのです。

だから、防衛本能機能として残ってしまうので、

「怖れ」は基本なくなりません。

「嫌い」「怖い」もなくなりません。

では、どうするか。

それは、

その「怖れ」に対しての対処方法を学んでいくのです。

怖れが出てきたときの対処方法を学ぶ

怖れ、怖さが出てきたときは、

「ああ、わたし怖がってるな」

ということをしっかり認識します。

「また不安になってるな」

「これはあのときの記憶に紐づいてるな」

「ああなったらどうしようって想像してるな」

このように、「怖れ」が出てきたときの

そのときの自分の感情をしっかりと捕まえるのです。

「ああ、怖い怖い怖いが出てる!」って。

そして、その上で、

対処方法を考えます。

その怖れをしっかりと抱きしめて、

「あのとき本当に怖かったけど、これはあのときの記憶」

と充分に認識したり、

「新しいことにチャレンジしようとしているんだな」

と気づいたら、

新しいことをするときには、怖れは出てくるものだった!!

と、ちゃんと思考に、アダルトの立ち位置から教えてあげたり

怖れが出てきたときに、

ただ、「対処」すればいいだけなんです。

しっかりと、認識するだけなのです。

それでも怖い怖い怖い!!

って言ってる状態って、

「Gくん」が出てきてもないのに、

四六時中、「Gくん」のことを考えて、

「出てきたらどうしよう」

「色がきらい」

「動きがきらい」

「怖いよー」

って、出てきてもないのに、

出てきたらどうしようってことを、

夜も寝ずに(笑)

いつもいつも考えている状態とおなじなんですよ。

どんだけドMなの  (°▽°)

***

「怖れ」が出てきたら、

大人(アダルト)の自分になって、

「怖がっててもしょうがない」

「叩くか、殺虫剤を使うか」

「とりあえず処分して」

「外のゴミ捨て場に捨てよう」

そんな感じでしょうか。

出てきた「Gくん」を見て、

「どうしよう、どうしよう」

って言っていても、何も進まないのです。

何も収束しないのです。

ただ、出てきたら、黙々と対処する。

ただそれだけなのですよー ♫

さ、しあわせをしっかりとつかみましょう ٩( 'ω' )و

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