心理学

自分の中に眠る めっちゃすごいパワーを目覚めさせましょう

人の話を素直に聞いたり、勉強する!と決めることが大事

心理学を学び始めて気づいたのは、思いがけず高学歴の方達が多いこと。ある程度の企業で正社員で働いており、安定した収入を得てる人が多かった気がします。

それがずっと気になってたんですが『そんなものなのかなぁー』って、深くは考えてませんでした。
だってほら、人生深掘り穴掘り人生のわたしからすると、そんなしあわせな道を歩んでこれたのに、どんな悩みがあるのかなーって思ってしまっていたのです(心理学1年生のとき)。

今も深く考えても、答えは出ないのですが、多分幼少期からきちんとしつけを守っていたり、ルールを守ったり、自分を律することができる方は、ある程度ずっと競争の中で過ごしてきているので、成功体験もある分、挫折体験も多く、自己肯定感が育みづらい方が多めなのかなぁって感じました。

大学出てる、正社員で働いているというだけでも、わたしから見ると本当に素晴らしいのですが、
やはり組織が大きくなれば大きくなるほど、人間関係の摩擦は増えていきますし、周りに人も多くなるので、ついつい知らないうちに影響を受けたり、比較したり、マウントされたりと、大変な体験も多くなるのかもしれませんね。もっと自分が本当は素晴らしいんだってところをたくさんたくさん知って欲しいです。

そして、わたしは40代に入るまで、心理学なるものをあまり知りませんでした。もしかしたら見ようとしてなかったのかもしれません。

そもそも、そのまま粛々と暗闇の人生を終えようとしてた気がします。決めていたことは『親より先に死なないこと』。これだけを守って生きてきてた気がします。なので、心理学なんてまったく知らなかったので、探そうともしませんでした。本気で他の人のようにしあわせな人生が送れるなんて、期待してなかったんだと思います。
(期待すると叶わない、幼少期のパターンの再現)

しかし、初めて心理学を学び始めた時に『10年前からちょこちょこ学んでる』という方たちが、それなりにいらっしゃったんですね。

どうですか!?これってすごくないですか!?

『10年かかっても、まだ癒やされないの?』とか思っちゃったあなたは、ブッブー!です。
今から20年以上前ですよ!!
パソコンは20万円くらいかかる、携帯は電話とメールのみ、メールはテキストで1000文字以内(笑)。
まだまだ情報は本屋に行ったりと、掴み取りに行かないといけない時代だったんです。

そんな中、自分に向き合おうと、自分の人生をより良くしようと、自分の辛さを改善しようと、『心理学』に、そして『心理学のワークショップ』にたどり着いた方たちって、すごいことだと思いませんか!?
わたしなんか『やっぱ賢い人は違うわ』って思いましたもん。

そしてそういう方達は、きちんと吸収する、きちんと学ぶ(だからといって急に生きやすくなるわけではない)、理論を学ぶ土台ができているなあ、ちゃんとわかるんだ!って思いました(わたしがおバカなだけ)。
やっぱり、もともと学ぶ力がある人たちは、すごいです。

毒親の影響を受けるか撥ねつけるかは、あなた次第

でも大体、心に問題を持っている(と思っている)たくさんの方たちの状況を見ていると、今までの人生の中で、特に親から『こうしなさい、ああしなさい』と抑え込まれてしまい、本来の素晴らしいみなさんの力や才能を発揮できなかった状況が多かったように思うんですね。
(もしくはほったらかしのネグレクト)

それは、親から愛されている感覚が掴みにくかった、という愛されてない感情が、その発揮できなかった能力や才能を石の箱の中に入れて、
『親からダメって言われた』
っていう思いでガッチリふたをしてるようなイメージのように思えるんです。
親に厳しくされた、親に愛されなかった、というストーリーを大切に持ち続け、自分の才能のふたを閉め続けてるのは自分なのに、親のせい、誰かのせいと先に進めない理由にしてしまいます(厳しくってごめんなさい)。

もちろん、その最中にいる方は、もう身動きができませんよね。つらい、誰もわかってくれない、どうしていいかわからない。
道筋も狭くひとつしか見えなくて、それ以外の方法が世の中にあることすら、わからなくなってしまいます。親や環境から与えられた、今目の前にある道しか進むことができない感じです。

そこには、親を撥ねつけられない、あなたの純粋な愛があるようです。

いつの日からか夢見てる、一度でいいから『偉いね、よくやったね、大好きだよ!自慢の息子(娘)だ!愛してるよ!』って、全力の母や父の愛が欲しい!って思ってる、小さな子供の頃のあなたがいるようです。
その小さな子は、ずっとずっと大人になっても、中年になっても、初老になっても、ずっと親の愛を求めています。
ずっとずっと、親の愛を求めてる自分ベースなのです。

***
余談ですが、前に戦争経験者の男性(おじいちゃん)が、話の最後に、「お母さんによくがんばったね、って褒めてもらいたい」って言っているのを聞きました。涙が出ました。
こんなにおじいちゃんになっても、やっぱりずっとお母さんのことを恋しく思うんだなって、心から思ったしこれが純粋な子供(チャイルド)の気持ちなんだと思います。
***

毒親なんていない。
世の中にはいろんなニュースがあるけど、本当はそう思います。
この世に生を受けて、生まれてきた瞬間に、わたしたち人間は母親から切り離されます。その時点から基本的には、わたしはわたしの人生を歩まなければなりませんし、親には親の人生があるのです。
この究極の「自分の人生」というものの見方ができるようになると、だいぶわたしたちは周りの影響を受けずに自分本来の能力を発揮できる生き方ができるようになってくると思います。

きちんとできる、ルールを守る、やるべきことはやってきた、その自分の力を信頼する

このようなしっかりと社会を生きてきたみなさんは、実は本当に未来を見据えると、欲しい未来を手に入れるスピードはすごく早いって、わたしは確信しています。
なぜなら、本当にいろんなことを成し遂げてきているからです。自分自身の力は、ものすごく強いんです。
ただ、親や目上の人のいうこととを聞きすぎて、自分の力を抑え込んでしまっていたのでそれを取り戻す必要があります。

違う道になってしまった、アウトローな人生のケースとしては、わたしのように少し普通の道からそれた人生を進んでいる場合ですね。
まあ、これは自分で選んだ人生なので、ほとんど後悔はしてませんが(本当は後悔していることはたくさんあります。もっと学んどけばよかったとか、もっと英語勉強しておけばよかった、自力で楽器を弾けるようになればよかったとか)、道を外れている人のほとんどは、親のいうこと、目上の人のいうことをちゃんと聞かないで、情報がない無知のまま生きてきてしまったなー、ちょっと失敗しなたーって感じでしょうか。
だから、もっといい生き方を選べたのに、その道すら知らなかった、って感じです。

道を外れた人は、道を外れられるだけの、バイタリティーを持っています。なので、それなりの穴掘り人生を送って深い場所で過ごしてきた人は、自分自信で穴を這い上がる力があります。ただ、だいぶ道を逸れているので、その修正とか、スタートラインに立つ(地上に出る)までに時間がかかるのです。
また、親のいうことや目上の人が言うことを聞かないという傲慢さがあるので、その修正にも時間がかかりますね。
ただし、スタートラインに立ってからの巻き返しはめっちゃ強いので、わたしもこれからの自分の人生にすごく期待してます。

自分の使命や才能って、自分に内在する力を使うって決めたら、勝手にわかるようになってきます!

わたしたちは、自分の使命とか才能を知りたくて知りたくて、さまようジプシーになりがちですが、本当に自分と向き合い自分の人生を歩む、自分の力を使う、親のせいにしない、誰のせいにもしない、ぜんぶ自分が選択したこと、ぜんぶ自分で責任持つ!!って決めたら、やっと本質の力を使う準備ができます。そしてそれらに気づき出します。気づくランプがつくようになるって感じ。

それまでは、どんなに学んでも、どんなに理解しても、どんなにワークをしても、無理です。

なぜなら、いつものあなたの場所に戻ってしまうからです。勝手知ったるいつもの「つらい場所」です。現状維持機能(ホメオスタシス)が働くからです。どんなに地獄でも、わたしたちの無意識は、慣れた場所が安心で安全と思ってしまうのです。

このすぐに慣れた場所に戻ろうとする無意識に抵抗するには、初めはすごい努力が必要です。大変です。
でも、実はその努力の一歩目は「気づく」「知る」「認識する」ってことなんです。どれだけ親のせいにしてきたか、環境のせいにしてきたか、なんでそうしてしまったのか、そこに愛はあるのか(あることに気づかないと先に進めない)、自分の凄いところを見る(何もない人なんていません)。

それらをしっかりと知ることがまず、第一歩目です。そして、それらをテーブルの上に可視化できるようにして、一つ一つ認識していくことが大事です(これ、なかなか一人では難しいです。すぐに思考が邪魔します)。
過去の出来事、記憶の貯蔵物をちゃんと正しく認識し直すって感じです。

そして、なにもののせいにもしない。被害者意識をやめる。自分の人生は、自分で責任を持つ(=アカウンタビリティー)。

この概念を本当のところから理解できたとき、やっと自分の人生が、スムーズに進み始めます。自転車を坂の頂上まで必死で漕いだら、あとは緩やかな下り坂に、美しい景色が広がり、道の先にはあなたの欲しかった未来が見えている感じです。

さあさあ、やり方知ったらぐずぐず言わないで進みたいですね♡

Share!
スポンサーリンク

-心理学