心理学

「めんどくさい」には何が隠れてる?

「めんどくさい」という「感情」は、そもそも無いとも言われます。

それは、「めんどくさい」という感情が出てきた時は、その後ろにほかの感情が隠れていると考えるからです。

「やりたくない」

「ちゃんとしなきゃいけない」

こういった気持ちを、「めんどくさい」という言葉に置き換えることが多いと思います。

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■ 自分がやりたいことではないこと

これは、もう、わたしを例にすると、

例えば子供の頃の、「夏休みの宿題」とか、「家事のお手伝い」とかがそうです。

他にやりたいことがたくさんあるから、宿題とか、手伝いとかやりたくないわけです。

でも待ってもらえないので、嫌々やるんですけど、

その時に、やりたくない気持ちを「めんどくさい」という言葉に変えたりします。

■ やるのが怖いこと

例えば、素敵な恋愛がしたい。でも今のままでは出会いがない。

出会いがあるところに出かけなくてはならない。

もしくはそういったイベントに出かけてみるなどアクションを起こさなくてはならない。

こういった時に、「めんどくさい」という感情が出てきた時は、

これは「やりたくない」からではないです。

単に、行くのが怖かったりすることが多いです。

「うまくいかなかったらどうしよう」

「傷ついたらどうしよう」

「失敗したらどうしよう」

「バカにされたらどうしよう」

いろんな気持ちが出てきます。

簡単にいうと、人は、

「やったことがないことは、怖い」のです。

やったことがないことにチャレンジするときは、必ず恐怖がセットになって付いてきます。

やりたい気持ちが恐怖を上回っているときは、怖さも楽しめるんですが、

恐怖が勝っているときは、→ やりたくない → めんどくさい

となります。

■ ちゃんとしないといけない(完璧主義)

「やるからにはきちんとしなくては!」

と、自分を責めがちだったり、完璧主義だったりすると、

本当は簡単にできることでも、簡単に手を出せなくなります。

そうすると隅から隅まできちんとしなくてはいけない!という事を、自分に課してしまうので、

やる前から、気持ちがすごく疲れてしまいます。

要するにストレスです。

気持ちが疲れて果ててしまい、「めんどくさい」に変わる…というわけです。

怖さを抱きしめて前に進む

「やりたいな」とか「やらなきゃ」と思っていることを進めようとした時に、「めんどくさい」という感情が出て来た場合は、

『きっとわたし怖いんだな』 って思ってみてください。

やったことがないことは、怖いんです。

やらなきゃいけない事を進める時、できなかったらどうしようっていう怖さが付いてくるんです。

そういった、怖れの感情が発生しているんだな、って考えてみてください。

その時、「怖れ」にフォーカスするのではなく、

「いま、自分は、変化を起こそうとしているんだな」って考えてみてください。

一歩ずつ前に進もうとしてる。怖れを抱きしめながらも、一歩踏み出そうとしている。

そんな自分をしっかりと認識して、

自分が自分の親友になったつもりで、たくさん応援の声をかけてあげるといいと思います。

「怖いよね、でも大丈夫だよ」

「ゆっくりでいいよ、半歩でもいいよ」

「大丈夫、進めるよ」

怖さで「めんどくさくなってる自分」を見つけた時、

変化を起こそうとしている自分を、ちゃんと認めてOKを出すこと。

変化を起こそうとしているって、すごいことです!

すごいなー!! って思ってください。

「めんどくさい」の後ろに隠れている、自分の変化しようとする部分を見つけたら、

すごいなー!!ってちゃんと認識してみてください。

絶対に、今後の大きな進展のはじめの一歩だと思います????

全部、認識が大事。

手にとって、今起こってる自分の感情をしっかりと認識することから、変化が始まりますʕ•ᴥ•ʔ♡

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-心理学