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「投影」ー自分のココロのメガネで世界を見てますよー

ココロのメガネ

わたしたちは、

ココロの中のフィルターを通して、

世の中を見ています。

これは本当に絶対です。

ココロの中の状態が、

鏡のように外の世界に映し出されています。

なんだかしあわせな時は、

空も青くて、

空気も美味しくて、

行き交う人々もしあわせそうに見えます。

「悲しい」「寂しい」「ムカつく!」

と思っていると、

眼に映るのはグレーの空と、

グレーのアスファルト、、、

ちょっとした他人の反応にイライラしたりします。

投影って?

外で起きている、一つの事実に、

出来事として色合いをつけているのは、

その人の「感情」や「感覚」。

無意識にある、

過去の痛みや体験から映し出されている、

「自分の感情」と

「過去体験」と

「過去に出会った人物」です。

状況や、人に対して、

自分の中の感情や過去の体験を映し出している状態です。

 

母親との関係

わたしは幼少期に、

いつも母親の顔色を伺っていました。

決して母親が厳しかったり、

意地悪だったり、

というわけではないのですが、

彼女はいつも忙しくしてて、

そして少しネグレクトの傾向がありました。

学校から帰ってきて、

お母さんと話がしたい幼少期のわたしは、

「ねえねえ、お母さん!」と、

話しかけるのですが、

帰ってくる返事は、

「いま忙しい」「あとで」「自分でやって」。

常に、ハートブレイクです。

でも大好きだし、

もともとすぐに忘れる、

楽天家の要素を持ち合わせているわたしは、

来る日も来る日もまた同じことを繰り返します。

「ねえねえ、お母さん!」

「キレイなお花が咲いてたから、取ってきたよ!」

小さな花束をお母さんに渡すけど、

こっちも見ずに、「はいはい」。

「ねえねえ、お母さん!」

「学校でお財布作ってきたよ!お母さんにあげる!」

フェルトで作った小さな財布を

お母さんにあげたけど、

ずっとずっと引き出しの中にしまわれたまま。

子供の頃のわたしは、

大好きな人(母)になんども「好き」を表現して、

そしてなんども

「受け取ってもらえない」

「よろこんでもらえない」

という経験を痛いほど繰り返していました。

そうすると、いつも母親のご機嫌を伺ってしまいます。

『いまなら話しかけてもいいかなー』

『いいこにしてたら愛してくれるかなー』

この裏側にある気持ちは、

『わたしなんかが話しかけても嬉しくないんだろうなー』

『いい子じゃないから嫌いなんだろうなー』

です。この気持ちが常に、

ココロにはりついている状態になってしまいます。

この、

『わたしなんかが話しかけても嬉しくないんだろうなー』

『いい子じゃないから嫌いなんだろうなー』

の気持ちは、大人になった今も、

(特に女性との)人間関係の中で顕著に現れて、

生きづらい人生になります。

※ちなみに、このネガティブな感情は、

パートナーとの関係にも出てきます。

ちょっと素っ気なくされただけで、

「ほら、わたしはやっぱり愛されない!」

という証明に使ってしまうというわけです。

(過去の出来事と感情の投影)

自分のココロの中を知る

幼少期の母親との関係は、

女性との人間関係に、

父親との関係は、

男性や上司との関係に影響を与えてきます。

なんだかいつも同じパターンでうまくいかなかったり、

同じパターンの怒りを感じたりする場合は、

「過去に出来事による、自分のココロの痛み」

を見つけていくことが大事です。

そして、自分の中の傷ついているココロや、

抑圧している感情に気づいて、

自らを解放していき癒していくことで、

この嫌な投影は気にならなくなっていきます。

投影を取り戻す

ただなんとなく「生きづらい」のではなくて、

毎日、毎時間、毎分、毎秒、

わたしたちは過去の出来事の

痛みのフィルターを通して、

世の中を見ています。

いま、目の前で起きた

人間関係での辛い出来事は、

ほとんどが今実際に起きた辛いことというより、

過去に受けたココロに傷(「痛み」)が、

今の出来事に「反応している」という状況です。

これを知っておくと、

自分の人生を歩めるのに、

すごく役立っていきます ʕ•ᴥ•ʔ♡

せっかくしあわせな人生を進めたいのに、

いちいち過去の傷が反応して、

「悲しみ」や「怒り」の感情が湧いてきて、

その感情に左右されてしまっていては、

しあわせなビジョンへの歩みが遅くなってしまいます。

ネガティブな感情が出てきたとき

「いま、過去の何が反応しているんだろう?」

って思えるようになるといいなーって思います。

そして、

「ああ、あの過去の傷に反応してるんだな、、」

って認めていくことを、

「投影を取り戻す」と言います。

いま目の前で起きていることではなく、

本当の、自分の原因にアクセスする。

そうすると、

自分のココロの傷を癒していくことができます。

「過去にあんなことがあったから、

人との間にこういう感情が出て来るんだなー」

って気づくと、

目の前の嫌いな人を変えようとは思わずに、

自分のココロを癒すことにアプローチできます。

それこそ、本当の問題解決の道です!

自分の人生、ぐんぐん進めちゃいましょう♡

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