こんばんは、yumi です。
子供のころの記憶が、あんまりない人って、結構多いと思います。
特別なことでは無いと思うのですが、
あまりに記憶がなくて、学生時代が半分以下しかなかったのではないかと思うくらいです。。(笑)
安心安全な環境で育つと
人って、子供は特に、安心安全な環境の中にいると、本当にのびのびと成長できます。
のびのびと遊び、学び、興味を持ち、挑戦できる。
たくさん泣いて笑ってケンカするんです。
さまざまな記憶の中に、楽しかった記憶がたくさんで、
色鮮やかに思い出すケースも多いと思います。
ひとりきりだった夜の時間
赤裸々に幼少期を語りはじめるのはちょっと時期尚早かもなので、
さらっと割愛しますが、
わたしの幼少期は、一人の時間が多かったんですね。
夜ひとり。
18時をまわって、夜中の1時くらいまでひとり。
そうするとですね、簡単にいうと、
「時間が早く過ぎる事だけを祈って時間を過ごす」
という事になります。
怖い、悲しい、さびしい、つらい、を感じないようにすることに、全能力を使います。
要するに、感情を否定するんですよね、
怖くない、悲しくない、さみしくない、つらくない、平気、平気。
そうやって過ごすと、「忘れる」機能がすごくはたらくんです。
というか、働かせないとやってけないというか。
自分の愛の力で変換
そういったおかげで、わたしは自分の幼少期を、全く大変な状態とは思ってませんでした。
両親も大変だし、なんとかやってきたし、愛されてきたし、
「わははははー」なんて笑って生立ちを話してきたんですよね。
もう全く、すり替わってます。自分の中で。
10歳にもならない子どもが、毎日一人でお家で留守番してて、
真っ当なこころが健やかに育つわけないですって。
でも両親の事が大好きだったわたしは、ひとりの夜もさみしい夜も、
「ちゃんとガマンしておりこうさんにしていれば、お母さんが愛してくれる」
って思ってたんです。
「わたしは愛されてる」って思ってたんです。
でも、本当は、相当ネグレクトな両親でした。
現実にアプローチした心理学を勉強してきた事で、そこがはっきり見えてきました。
愛する力はたぶん魚座
ずっと、普通だと思ってきた。ずっと「よくあること」だと思ってきた。
他のお家だって、もっと大変なところがいっぱいあるって思ってきた。
(というか都合のいい大人にそう言われてきた 笑)
でもたぶん、わたしの才能で(楽天家で愛する力が強い)、
がんばってきただけ。
子供のころのわたしは、泣くことができなかった。
「泣かない」ことが、自分が壊れないための、ひとつの大きな防波堤だった。
あのとき流せなかった涙がものすごくわたしの中に内包されている。
この涙を、しっかり感じて流し尽くしてしまうことが、いまは大事。
忘れることでなんとか通り過ごしてきたいくつもの夜にくっついた、
そんな子供のころの出来事は、
悲しくて怖かったたくさんの夜と一緒に、
宇宙の彼方にわたしはいろんな思い出も一緒にくっつけて放り投げて生きてきたのだ。
ひとつずつひろいあつめ、思い出しながら抱きしめて泣こう。