心理学

まずは、自分自身のケアが すごく大事! 〜HSP〜 その③

”Highly Sensitive Person" 〜敏感で生きづらい人〜③

昨年から続いてる、豪雨被害。

関西の台風被害。

先日の、九州豪雨・千葉の台風被害。

元の生活に戻すには、

結構な月日がかかるかもしれません。

2011.3.11 の爪痕も、

元に戻すこともできず、

深く心の深いところに、傷を残したままになっていることと思います。

HSPの人たちは、一度でたくさんの情報を心で受け止めてしまいます。

ニュースでは、

怒りで身体が震えてしまうほどの事件、

悲しみで身がちぎれそうになるような出来事が、

毎日毎日報道され、

SNSでは、いろんな方向から、

いろんな人の声や意見が、

オブラートなく、ダイレクトに届き

右や左と、極端な発言の人も多く、

その強さにも、だいぶやられてしまいます。

わたしたち、HSPである

過敏すぎる感受性を持った人たちが

とても過ごしづらいと思われる

情報過多な、世の中になってしまっています。

失ったものの大きさ、

起こった事の大きさに、

まるで当事者のように、心を寄せてしまう。

それと並行して、

誰も傷つくことなく、

うまくいく方法がないかと、模索する。

デリケートに、

他者を柔らかく包もうとしてしまう。

その傷口を、もう何も触れなくていいように

やさしくやさしく包もうとしてしまう。

そんな、HSPの人たちは、

いつも心の深いとこまで、情報過多気味。

いつも誰かの感情に触れてしまい、

悲しみや痛みに飲み込まれそうになりがちです。

誰をも平等に助けたい。

誰一人、取りこぼしたくない。

それができないと、自分を責め、

罪悪感に苛まれる。

自分の人生でありながら、

いつも周りの人のことを気にしてしまう。

やさしさというあなたの才能

においも温度も明るさも、音の大きささえ、

あなたの基準で、

『誰か困っている人がいないか』

『誰か傷ついている人がいないか』

そして、傷ついているひとばかりか、

その家族にまでも、心が及んでしまう。

誰一人、泣いている人を取りこぼしたくない。

助けることにおいても、

完璧主義になってしまう。

これが、日常で、

こんな状態がずっと続いて、

責めて責めて、ぐったり疲れてしまう。

心だけで、重責を自ら負ってしまう。

この心の仕組みを知らないと、

知らない間に、HSPの人々は、

自分で自分の首を絞め続けてしまいます。

あなたには、なんの負い目も無く、

そして、責任もない。

あなたの、ただ人よりも察してしまう、

その持って生まれたやさしさの才能が、

「もっとがんばれるはず」

「もっとやれるはず」

「できない自分がダメだ」

「見放しちゃダメだ」

と、常に自分に発破をかけているのです。

でも、最善の対処の仕方がわからないから、

自分を責めるしか、なくなってしまう。

このつらさから、いつもちゃんと脱出できるようになるには、

ただ、ひとよりも、

感受性が強いということを、

まず認識する。

それだけで、準備が整います。

「だから、こうなんだ。」

「だから、苦しいんだ。」

認識をし、その感情の発声にOKを出し続けると、

自分を責めることなく、対処していけるようになります。

そして、

ひと、ひとりが両手に抱えられる量には、限界があり、

そして「限界があることが当たり前」と言うことに気づきます。

全員を持てなくて、当たり前なんです。

全員を持てなくてもいいよ、って、

自分で自分に声をかけ続ける必要があります。

これを繰り返していくうちに、

『自分』のことが、少しずつわかってきます。

どんなあなたにも、OKを出せるようになってきます。

 

100%で稼働してるときは、まずは自分を守ること

TEDでのスピーチが話題になりました、

植松電機の、植松努さん。

経営者として、常に会社に余力を持たせるようにしているそうです。

ameblo.jp

( ゚д゚) < リソウ 〜

 いち個人としても、

 せめて10%だけでも、余力が欲しい。

この世に修行をしにきた、わたしの魂は、

次から次に、さまざまな問題を持ち込み、

常に、生まれてからこのかた、何10年も、

年がら年中、

さまざまな問題が、目の前で起こってきます。

それを、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、

と、過ごしていますが、

心理学に出会うまでは、

毎日そうとうしんどかったです。

終わりのない、身に起こる様々な仕打ちに

(自分が引き寄せてんですけどね w)

なんど、終わらせたくなったか。

(そんな強さもなかったです)

だから、自分の性質を知るということ、

なぜ自分が、このようになってしまうのか、という【原因】を知ることは、

HSP のあなたが、自分の人生を生きる上で、

ものすごーく大事になってきます。

HSPの人のそもそもの性質というのが

ネガティブなものも多いです。

決断するのが苦手

完璧主義・潔癖主義・理想が高い

自信・自己肯定感が低くなっていることが多い。

傷つきやすい・がっかりしやすい

些細なことでも気づいてしまい、

多方向から察してしまうので、

『本当にこれでいいのか』

『これで良かったのか』

と、心を疲弊させがちです。

自分にダメ出しする要素が多いんですね。

なので、

すごく大事なことは、

✴︎ 他の人よりも、敏感にたくさんのことを感じてしまうという、自分の性質を十分に認識すること

✴︎ なにもかも、全てをうまくいかせようとしないこと

✴︎ なんとかしたい・何もできない  の、両方の気持ちにOKを出すこと

✴︎ 仮に今あなたが、何もできないくらいしんどいときは、まずはあなたを満たしてあげること

✴︎ 自分ファーストで、自分に許可を出すこと。自分優先に罪悪感を覚えないこと

あなた自身に、

こころも、カラダも、

しっかりと余力がなければ、

誰も助けることなどできず、

2人で溺れてしまうことになってしまうのです。

サポートする、気力・体力。

これらを万全に、余裕を持しておかないと、

他の人よりも敏感なあなたは、

すぐに心がキャパオーバーになってしまいます。

あなたなりのサポートのしかたがあります

HSPのことを知らないひと、

理解できない人は、

あなたのやさしさを「偽善」だと指摘したり、思ったりする人もいるかも知れません。

偽善万歳です。

HSPは、5人に1人が該当すると言われてます。

とすると、

こんなにしんどい思いをしてる人、多すぎな気もします。

他人の考えと、自分の思いや感情を

切り離す時間を持ってください。

適切な境界線のひきかたを覚えて、

あなたの世界に負担をかけてくる人たちからは

距離をおいてください。

あなたが適切だと思う方法で、サポートをしてあげてください。

サポートをする余力がないなら、

今はあなたが充足するときです♡

自分の身を削って、奉仕ができるのは、

昔の偉人のお坊さまか、

ごく一部の限られた、ヒーローのような剛健だけです。

その、ヒーローらをサポートするという方法もあります。

抱えられない心の負担が、

ガラスの器からこぼれ落ちてしまう。

これが【うつ状態】です。

処理できる容量を超えてしまう。

膨大な感情を受容してしまうHSPは、

他の人たちと同じ大きさの器を持っていても、

あっという間に、いっぱいになってしまうのです。

どんどん処理しないと、追いつかないのです。

あなたには、あなたのペースがあります。

人と比べて、疲弊しないようにね ♡

 

わたしもわたしのペースで、がんばります。

いつも応援していますよー ٩( 'ω' )و ♡

Luv U ʕ•ᴥ•ʔ ♡

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