潜在意識は常に答えを探し続けます
先日の、「不安なこと」の記事に続きますが、
人間の「思考」というのは、
常に色々と働き続けています。
簡単にいうと、常に答えを探そうとしてしまうのです。
例えば、わたしはよくあるんですが、
ある映画の俳優の名前が出てこないことがあります。
「ほら、あの映画と、この映画に出てた、
なんか、顔がこんな感じで、
どうのこうので、、ほら、あの人！」
みたいな、全く思い出せてませんね。笑
今は、すぐにスマホを使って、ネットで探せますが、
昔はほんと大変でした。
今でも仲良くしている、昔の彼に電話をして、
「ほら、あの俳優さんの名前って、なんだっけ」
（相当迷惑なヤツ）
って、いつも唐突に聞いたりしてました。
ネットで調べるまでもなく、
「なんだっけねー？」
なんて、忘れてしまってた時に、
急に数時間後や、数日後に、
「あ！！思い出した！！」
ってことないですか！？
あれです。そう。
わたしたちの「脳」そして「潜在意識」は、
ずっと答えを探しているのです。
ゴールを決めておかないと、どこに進んでいいのかわからない
ゴール・ビジョン・目的・・・
これらをきちんと設定することが大事な理由としては、
進むゴールがきちんと定まってないと、
潜在意識がどこを目指していいのか、
わからなくなってしまうからなんです。
潜在意識だけではなく、
顕在意識という「思考」も、
きちんとしたゴールが設定されていないと、
いつも頭の中がざわざわして、
思考がまとまらず、
優先順位を決めることもできなくなります。
ただぼんやりと、
「お金稼ぎたいなー」
「結婚したいなー」
「仕事辞めたいなー」
「海外に行きたいなー」
とだけ思っていると、
常に働き続けている「脳」と「潜在意識」は、
そのぼんやりとした目的のために、
ありとあらゆることを考えようとします。
例えば、街を歩いている時に、
何気なく、目の前を「赤い車」が通ったとします。
それがステキに見えて、
「あ、赤い車もいいなー」なんて思うと、
それからしばらくは、
街を走っている、赤い車ばかりが目に入ってきます。
スニーカー欲しいけど、どんなの買おうかなー
なんて意識すると、
自然と街を歩く人の足元ばかりを気にして、
通りすがりの人が、どんな靴を履いているのか
ということに目がとまります。
そのように、「意識」をすると、
脳も潜在意識も、物凄いスピードで、
そのための情報を取り入れたり、
また、記憶の中にある情報を探しだします。
なんだかいつも疲れるなー
たいして動いてもないのに、なんだか疲れる、
という症状の一つに、
「答えのないものを考えている」
という、思考の疲れがあります。
意識して考えていると、
「やーめた」ってできるんですが、
意識せず、潜在意識が答えを探している場合は、
全く意識しないところで、
潜在意識が、ずーーーっと、
答えが出るまで、働き続けているという状況になります。
これは、思いの外、疲れるんです。
心理的盲点（スコトーマ）
人間の脳みその構造として、
「意識していないもの、重要だと判断していないものは、
遮断してしまう」
という、働きがあります。
「心理的盲点、スコトーマ」と呼ぶのですが、
今の自分の意識が、「重要」と判断していないものに関しては、
全く視界に入らないというか、
「考えないようにする」というかんじです。
先ほども言ったように、
脳も、潜在意識も、物凄い働き者なので、
常に答えを探し出そうとフル回転していますが、
「重要だ」と意識しないと、スコトーマの盲点で、
その重要なことさえ、視界に入らない
（意識できず、見つからない）
ということになります。
なので、ゴール設定はすごく大事。
マイルストーンを設定しよう
大きなゴールを設定した時、
あまりにそのゴールが、大きすぎたり、ファンタジーだったり、
とすると、またまた意識は、不要なものを探し出したりします。
そのゴールにきちんと進むために、
・期間を決める
・ステップを考える
などのマイルストーンを決めると、
ゴールに向かう、ということが、急に現実化してきます。
ただ、ぼんやりと、頭の中で考えて、
「目標は、持ってるよ！」
というのが、あまり役に立ってないというのは、
こういうことが理由なのです。
あなたのゴール設定も、お手伝いします????
応援しています ʕ•ᴥ•ʔ ♡